高崎・軽井沢で卒業論文の調査｜｜大妻女子大学家政学部

2023年11月6日

　１０月に私の卒業論文のテーマでもある建築家アントニン・レーモンドの建築の現地調査をしてきました。

　赤澤先生と、ノエミ・レーモンドを研究されている田中厚子先生、松下希和先生とご一緒させていただきました。群馬県高崎市の群馬音楽センターと井上邸、長野県軽井沢町の聖パウロ教会と夏の家を見学しました。

　レーモンドの建築は、外観だけをみると素朴なイメージを持ちます。しかし、よくみると柱や窓にデザインが施されていたり、妻・ノエミによる自然の豊かさを感じさせるインテリアをみることができます。レーモンドの建築物が今なお愛され続ける理由を感じました。

　群馬音楽センターは、ほかの３つの建築物とは異なり、打ち放しコンクリートです。その中であって、壁面にあざやかな色を用いた絵が全面に描かれていたり、曲線のコンクリート階段があったり、コンクリートでありながら、あたたかみを感じました。今回の調査をもとに卒業論文を進めていきたいです！　MN