池田 りな
専門分野
乳児保育Ⅰ、乳児保育Ⅱ、領域人間関係、児童学研究法Ⅳ
オフィスアワー
前期【火曜5限】
後期【水曜5限】
石井 雅幸
専門分野
理科教育、生物教育、小学校教育
オフィスアワー
前期【月曜7:30~9:00】
後期【月曜12:00~13:00】
岡 健
専門分野
保育学、教育方法学、環境構成論、遊び論、子育て・子育ち支援論
オフィスアワー
【月・火曜12:15~13:00】
小川 賢一
専門分野
環境生物学、生き物観察学、生活環境学、野外活動
オフィスアワー
【水曜 12:15~13:00】
加藤 悦雄
専門分野
児童福祉論、子どもの権利論
オフィスアワー
前期・後期【月曜3限】
金田 卓也
専門分野
芸術教育、美術教育、造形教育
オフィスアワー
前期【木曜3限】
後期【火曜3限】
樺山 敏郎
専門分野
国語科教育学、教育課程論
オフィスアワー
前期【木曜2限】
後期【火曜1限】
澤井 陽介
専門分野
社会科教育、教育課程論
オフィスアワー
月曜日4限
高橋 三男
専門分野
化学教育、中学校理科教育
高橋 ゆう子
専門分野
臨床心理学
オフィスアワー
前期【月曜13:00〜14:00】
後期【木曜13:00〜14:00】
鳥海 順子
専門分野
障害児発達学、障害児保育、障害児教育
オフィスアワー
【月曜日昼休み(12:10~13:00)】
久富 陽子
専門分野
保育学、幼児教育学、保育者養成
オフィスアワー
【月曜12:10〜13:00】
矢野 博之
専門分野
教師教育学、学校教育論、教育方法学
オフィスアワー
前期【木曜3限】
後期【火曜3限】
石井 章仁
専門分野
保育原理
オフィスアワー
前期【月曜3限】
後期【水曜4限】
木村 かおる
専門分野
天文教育、理科教育、ミュージアム・マネジメント
オフィスアワー
前期【木曜3限】
後期【水曜5限】
厚東 芳樹
専門分野
身体教育学
オフィスアワー
【木曜3・4限】
坂田 哲人
専門分野
保育者論、学習科学、比較教育
オフィスアワー
【月曜3限】
久保 健太
専門分野
教育哲学、保育学、遊び論、文化論
オフィスアワー
月曜日 昼休み
金 美京 (キム・ミギョン)
専門分野
電波天文学、物理教育
オフィスアワー
【水曜2限】
大谷 洋貴
専門分野
数学教育、統計教育、科学教育
オフィスアワー
金曜3限
林 明子
専門分野
児童福祉、教育社会学
オフィスアワー
前期【火曜3限】
後期【金曜2限】
宮本 桃英
専門分野
発達心理学
オフィスアワー
前期【火曜2限】
後期【月曜3限】
楢木 彩
専門分野
保育・教育実習、保育者養成
オフィスアワー
【火曜日 12:10〜13:00】
樋口 陽子
専門分野
保育・教育実習
オフィスアワー
【水曜日 12:10〜13:00】
加藤 裕美子
専門分野
障害児教育、学校心理学、子育て支援
オフィスアワー
月〜木曜日 随時
池田 りなIKEDA Rina
乳児保育Ⅰ、乳児保育Ⅱ、領域人間関係、児童学研究法Ⅳ
前期【火曜5限】
後期【水曜5限】
専攻分野 | 児童学/保育学 |
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担当授業科目 | 領域人間関係/保育内容人間関係の指導法/児童学研究法Ⅳ/乳児保育Ⅰ・Ⅱ/幼稚園実習関連科目/保育実習関連科目/保育者養成基礎演習Ⅰ・Ⅱ |
研究テーマ | 発達初期における社会的相互性/環境が子どもの育ちに及ぼす影響/社会的養護が家庭的養育を目指すための条件/保育者養成課程と学生指導の検討/他 |
主な著書 |
|
保育内容研究Ⅱ(幼児と人間関係)の授業では、まず人間が自己を形成していく一般的な過程について、次に学生それぞれが実習で出会った子どもの姿を振り返りながら、子どもが人と関わる力や、他者と支え合って人として育まれていくことの意味について一緒に考えていきます。
研究室で学生がよく手にするものは卒業生が書いた卒研ファイル。前任教員から受け継いだものを含めて私のところには約100冊あります。名前をみると卒業生の顔が一人一人浮かびます。またこの部屋では、ゼミなどの授業はもちろんのこと、学生とのちょっとしたブレイクタイムも気軽にやっています。マグカップやティーバッグはたくさん用意していますのでぜひ遊びにきてくださいね
石井 雅幸ISHII Masayuki
理科教育、生物教育、小学校教育
前期【月曜7:30~9:00】
後期【月曜12:00~13:00】
専攻分野 | 教科教育/理科教育 |
---|---|
担当授業科目 | 生活科教育/理科教育/生活科教材研究/理科教材研究/理科教育法㈵・㈿/児童学基礎体験演習㈵・㈼・㈽/小学校総合演習/実習関連科目/学校栄養教諭論(※食物学科)/野外活動支援演習/子どもと科学する心/子どもと実験/子どもの学びと自然/科学と遊び |
研究テーマ | 科学の創造性を育てるカリキュラムの開発、理科教育における自己の考えや行いを見直し・振り返る指導法の開発、学校教育における食に関する指導法、学校教育を中心とした乳に関わる食育、野外における自然観察の教育的な意義に関して |
主な著書 |
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主な担当科目は、理科教育、理科教材研究、生活科教育、生活科教材研究、小学校実習特講などの小学校の教科の内容についての授業を行っています。理科、生活科に関する科目では、それぞれの教科が、小学校の授業の中にある意義を考えていきます。また、教材研究では、具体的な操作活動を伴った授業を行うなかで、それぞれの教科の教材特性を考えていきます。
理科や自然を見ることが好きになって子どもに接することができる人になって欲しいと思っています。
ゼミでは、理科教育、野外での自然観察活動の教育的意義、食に関する指導を中心にして検討し、4年の必修科目である卒業研究につないでいきます。卒業研究のテーマは、理科教育に関連するテーマが大半を占めています。特に、理科の指導法、評価法、教材に関する基礎的な研究を行っています。
本学科のゼミは、3年からスタートします。そこで、3年と4年が共に学ぶ場を多くつくることも大切にしています。そこで、春と夏に行うゼミ合宿や通常のゼミも3,4年合同で行うようにしています。
岡 健OKA Ken
保育学、教育方法学、環境構成論、遊び論、子育て・子育ち支援論
【月・火曜12:15~13:00】
専攻分野 | 保育学/幼児教育学 |
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担当授業科目 | 教育原理/保育者論/保育課程論/子どもとからだ(オムニバス)/園内研修方法論(大学院) |
研究テーマ | 園内研修方法の開発、保育人材の養成及び育成、 自治体・保育団体等による研修プログラムの作成 |
主な著書 |
|
教育原理(2年)
この科目は、「教える−学ぶ」「育つ−育てる」といった関係を、具体的に今起こっている出来事を通しながら問い直します
「一人ひとりの子どもの学びや育ち」を大人として、社会としてどう支えられるのか。こんな研究関心に、興味をもってゼミ生の皆さんは集まってきます。共に保育 現場に行く。先生方の学びの場(研修会)に参加する。こうした研究室での経験を積 んで、多くの卒業生が保育者になり、また、中には進学し、私と同様保育者養成を大 学・短大・専門学校等で行っている先輩たちもいます。
小川 賢一OGAWA Ken-ichi
環境生物学、生き物観察学、生活環境学、野外活動
【水曜 12:15~13:00】
専攻分野 | 環境生物学/生き物観察学/生活環境学/野外活動 |
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担当授業科目 | 生物の基礎/生物学基礎実験Ⅰ・Ⅱ/子どもの学びと自然/生物と環境 など |
研究テーマ | 生き物の理解の啓発・普及/自然観察/有害生物の生理・生態学 |
主な著書 |
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「生物の基礎」の授業では、具体的な事例や注目されている事柄を挙げながら、今の時代、そしてこれからの時代、生物学がとても身近で必要な学問分野であることに気づいてもらうように進めています。
加藤 悦雄KATO Etsuo
児童福祉論、子どもの権利論
前期・後期【月曜3限】
専攻分野 | 児童福祉論/子どもの権利論/保育士養成教育 |
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担当授業科目 | 社会福祉学/子どもの権利論/社会的養護内容/子どもと貧困/保育実習Ⅰ(福祉施設)/保育実習指導Ⅰ/保育者養成基礎演習Ⅰ・Ⅱ |
研究テーマ | 子どもの権利に基づく児童福祉の方法と専門性/自治体子ども施策と地域子ども支援の策定と検証 |
主な著書 |
|
「子どもの権利論」(1年次)では、子ども支援のグローバルスタンダードである子どもの権利条約の内容、子どもの権利の歴史、子どもの権利の実践方法等について学びます。そして、子どもの権利の視点に立って課題を理解し、解決策を導き出すことができるようになることを目指します。「社会的養護内容」(3年次)では、虐待や貧困など家庭の事情によって、親元を離れて生活する子どもの代替的養護の方法について学びます。そして、代替的養護を担う保育士の専門性について考えていきます。
〈ゼミについて〉
児童福祉のゼミであることから、さまざまな生活困難や生き辛さに直面している子どもや保護者に焦点を当てていきます。現在を生きる子どもや保護者の生活困難とは具体的にどのようなものなのか、どのような社会構造の欠陥やメカニズムによってそうした問題を惹起させているのか、課題解決に向け私たちはどのようにアプローチできるのか、一人ひとりの学生が自らの問題意識や問いを抱きながら探求していくことを目指します。
〈研究室における主な社会的活動〉
「川崎市子どもの権利委員会委員」「川崎市児童福祉審議会委員」「世田谷区子ども・子育て会議委員」「国立市子ども計画審議会委員長」「子どもの権利条約総合研究所理事」、「地方自治と子ども施策」全国自治体シンポジウム2019立川実行委員、「大泉こども食堂」の運営(2016年度~19年度)、里親(養育家庭)支援、「子どもの権利研究」編集委員長など。
金田 卓也KANEDA Takuya
芸術教育、美術教育、造形教育
前期【木曜3限】
後期【火曜3限】
専攻分野 | 芸術教育/美術教育/造形教育 |
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担当授業科目 | 造形技術/図工科教育/保育内容の理解と方法/造形表現/造形表現と指導/図工科教材研究/子どもとアート |
研究テーマ | 幼児の造形表現/多元文化的芸術教育/社会関与型アートと教育 |
主な著書 |
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子どもたちにとってアートはなぜ必要なのかということを出発点にして、多様な芸術的表現の中で造形表現に焦点をあてて、子どもたちの想像力 (imagination) と創造力 (creativity) を豊かにしていくための造形活動の教育的意義とその指導法について学びます。
授業の中では制作実習を通して造形基礎技能を習得し、保育園・幼稚園・小学校などの実践現場で子どもたちの感性と知性の統合としての造形能力を育むための具体的な指導方法を身につけていきます。
2019年9月にはスイスのジュネーブにあるインターナショナル・スクールで開催されたアート・ワークショップに参加しました。会場には東京都北区堀船小学校の6年生の制作した国際子ども平和壁画プロジェクト「キッズゲルニカ」とイタリアを代表する現代美術作家であるミケランジェロ・ピストレット氏の「第三のパラダイス」を組み合わせた作品を展示しました。「キッズゲルニカ」や「第三のパラダイス」といったアートプロジェクトはゼミの学生たちにも協力してもらっています。
樺山 敏郎KABAYAMA Toshiro
国語科教育学、教育課程論
前期【木曜2限】
後期【火曜1限】
専攻分野 | 教育学/国語科教育 |
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担当授業科目 | 国語科教育/国語科教材研究/教育課程論/特別活動の研究/教育経営論/小学校実習関連科目 |
研究テーマ | 読解を経由する記述力の向上/生きて働く言葉の育成/国語科授業構想/国語科における学習評価 |
主な著書 |
|
子どもの今と未来を視座にした授業を展開しています。各授業科目において、子どもは今どのような現状にあり、課題はどこにあるかを模索します。それらを解決するための様々なアプローチについて、様々な文献や資料を中心に理論研究し、実際の学校現場における写真や映像なども参照しながら授業を進めています。学生が主体的に参加し、自分自身の学びを言葉で振り返ることができることを大切にしています。いくつかの授業を紹介します。
国語科教育では、国語を教える教師としての国語力の向上を図るとともに、今後必要となる言葉の力をどのように身に付けていくかなどの教授法について検討しています。
教育課程論では、学習指導要領の変遷を踏まえ、カリキュラムのつくり方、求められる学校像や授業像などについて必要な知見を提供し意見交流などを行っています。
教育経営論では、学校制度の起こりから現代の教育事情を概観するとともに、経営をめぐるヒト・モノ・コトの関係から様々な教育問題について検討を加えています。
小学校教育実習においては、4年次の5・6月実施の事前から事後にわたって理論と実践の往還が有意義なものになるよう毎年工夫改善を加えています。
21世紀を生きる子どもたちが、どのように言葉に向き合うことが大切かを日々考えています。やはり,言葉を通して伝え合うことが好きであることが何より大切です。そのためには,まず教師自身がそのことを好きになり(苦手意識をなくし)、国語科の授業を楽しく、そして力の付くものにしていく必要があります。子どもたちが堂々と言葉を発することができるような、生きて働く言葉の育成について、授業改善を核とした実践的な研究をしています。
近年の研究活動としては、今後求められる汎用的な能力の要となる言語能力、その重要な要素の一つである“記述力”の育成について、小学校現場の取組を集積し考察を加えています。書くという表現行為は生きて働く能力として欠かせないものであります。そうした能力を高めることができる小学校教員の養成へとつなげていく目的があります。
澤井 陽介SAWAI Yosuke
社会科教育、教育課程論
月曜日4限
専攻分野 | 社会科教育、教育課程論 |
---|---|
担当授業科目 | 生活科教育(指導法)/社会科教育(指導法)/総合的な学習の時間の学びと指導法/児童学基礎体験演習/実習関連科目 |
研究テーマ | 社会的な見方・考え方を働かせて学ぶ社会科の深い学び、持続可能な社会を目指す社会科の新カリキュラム など |
主な著書 |
|
主な担当科目は、社会科教育、社会科指導法、生活科教育、生活科指導法、総合的な学習の時間の学びと方法、児童学基礎体験演習、小学校実習特講などの小学校の教科の内容についての授業を行っています。社会科、生活科に関する科目では、それぞれの教科の特質、学習指導要領の趣旨、授業の在り方や指導方法などを考えていきます。教材研究から指導案の書き方、模擬授業までを一括りにして、教師という仕事の責任ややりがいを伝えながら実践力の育成を目指します。
ゼミでは、社会に関すること、社会科授業に関すること、教育に関することなど、幅広いテーマをもとに研究を進めます。具体的には、社会にある物事や社会で起こる出来事などを社会科の視点で分析・考察したり、社会科授業における指導方法の具体策を検討したり、様々な授業における学習理論や子供理解、授業分析の方法等について研究したりします。
高橋 三男TAKAHASHI Mitsuo
化学教育、中学校理科教育
専攻分野 | 化学教育/中学校理科教職課程 |
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担当授業科目 | 化学の基礎/化学基礎実験Ⅰ・Ⅱ/科学する心(粒子編)/子どもと科学する心/科学と遊び/理科教育法Ⅱ |
研究テーマ |
高橋 ゆう子TAKAHASHI Yuko
臨床心理学
前期【月曜13:00〜14:00】
後期【木曜13:00〜14:00】
専攻分野 | ○○○○○/○○○○○○○○ |
---|---|
担当授業科目 | 教育心理学/発達障害論/特別支援教育/教育相談/児童学研究法Ⅱ/保育福祉施設演習Ⅰ・Ⅱ など |
研究テーマ | 臨床心理学、発達障がい児の養育支援 ・自閉症スペクトラム児の関係発達支援 |
主な著書 |
|
教育相談
教室等で子どもたちといっしょにできるアクティビティを体験したり、多様化する子どもの適応上の問題について、どんなことができるか事例を通して検討していきます。
発達に遅れや偏りのある子どもの育ちや支援に興味のある学生とともに、それぞれが実習やボランティア、アルバイトなどで出会った子どもの事例について検討しています。子どものことを理解しようとすると、関わっている自分を振り返ることになり、自分の考え方や見方の狭さに気づくことも多々あるようですが、そのような気づきのプロセスが重要で、発表したり議論したりすることが自己との対話、他者との対話の機会になればいいと考えています。
鳥海 順子TORIUMI Junko
障害児発達学、障害児保育、障害児教育
【月曜日昼休み(12:10~13:00)】
専攻分野 | 障害児発達学/障害児保育/障害児教育 |
---|---|
担当授業科目 | 障がい児保育/保育カンファレンス演習/子どもの理解と援助/保育実習Ⅰ/保育実習指導Ⅰ |
研究テーマ | 知的障害児の発達/障害乳幼児への支援/海外の日本人障害幼児への支援/インクルーシブ教育を見据えた教員養成 |
主な著書 |
|
「障がい児保育」(3年次)の授業では障害に関する知識を学び、多様な子どもたちへの支援について実習時の様子を思い出しながら、具体的に考えます。「子どもの理解と援助」(2年次)では、子ども一人ひとりの気持ちを汲み取りながら、保育者としてどう関わっていくのかを学びます。「保育カンファレンス演習」(3年次)では、実習経験を基に話し合い、自分の保育を振り返ります。
久富 陽子HISATOMI Yoko
保育学、幼児教育学、保育者養成
【月曜12:10〜13:00】
専攻分野 | 保育学/幼児教育学/保育者養成 |
---|---|
担当授業科目 | 幼稚園実習特講/保育内容の理解と方法ⅠⅡ/保育者養成基礎ⅠⅡ/子どもと物語 |
研究テーマ | 私の研究テーマは、子どもたちが主体性を発揮しながら乳幼児期を豊かに過ごせるための保育について探求することです。そのために主に以下のようなことに焦点を当てています。 ・子ども理解に基づく保育方法の検討(保育環境 保育の記録と計画との関連) ・特別な配慮が必要な子どもの保育(含む外国人子どもの保育) ・巡回保育相談員の専門性の検討 |
主な著書 |
|
子どもと物語(1年)
この授業では、絵本や物語のもつ意義、絵本や昔話などで描かれる世界を楽しみながら、多くの児童文化財に触れていきます。また、自分たちでも言葉を紡いでいきながらストーリーを創造して絵本のお話づくりをすることなどを通して、子どもと物語の関係を探求していかれるようにしています。
保育内容総論(4年)
この授業では、子どもにとって豊かな保育内容とは何かを学び続けていかれるように、保育の基本、目的、目標、方法などの保育の構造を学んだ上で、保育現場における実際の事例に触れながら、子ども理解に基づいた保育の展開について考える力を身に付けていきます。
卒業研究では、保育の様々な課題(保育者の援助、夜間・休日保育、保育の環境、遊び)について取り組む学生や絵本などの児童文化財について深く掘り下げて研究をする学生がいます。そのため、3年生のゼミナールでは受講生の関心に基づき、文献や論文を読みこなす力をつけていき、4年次に向けて各自が自分のテーマをしっかりと持てるようにしています。
また、質の良い保育を目指している保育の現場へフィールドワークに行き、実際の保育に触れながら学ぶことを通して、一人一人の子どもを理解すること、保育者同士が連携、保護者への支援などの実際に触れながら学ぶことも大事にしています。4年間を通して、子どもの傍らにある保育者として一人一人の学生が個性を大事にしながら育っていかれることを願っています。
矢野 博之YANO Hiroshi
教師教育学、学校教育論、教育方法学
前期【木曜3限】
後期【火曜3限】
専攻分野 | 教師教育学/学校教育論/教育方法学 |
---|---|
担当授業科目 | 児童学研究法Ⅰ/小学校総合演習Ⅰ・Ⅱ/社会科教育/社会科教材研究/教育方法論/道徳教育論/リフレクション実践演習 |
研究テーマ | 「こどもの成長を支えるおとなをどう育てるか」:まなび(学び)を起こす/促す専門性.学校教員の授業や学習活動をめぐる創造性. |
主な著書 |
|
「教えること~まなびにたずさわること」を学ぶ、授業です。学校活動全般をとらえる「小学校総合演習」を幹に、教科の学び(社会科や道徳)特別活動や総合的な学習の時間、といった、学校の先生がつくりだすこどもたちの〈学び〉のための科目をたくさん担当しています。国内外の小学校などさまざまなまなびの現場から得た、先生がたの日々のしごとやこどもたちが学ぶすがたから学びます。
学校現場の実践的なモードと、研究や学問の知見のモードを行き来しながら、講義やゼミナールを通じて、〈先生〉という「こどもと向き合う仕事」について、考えていく研究室です。
石井 章仁ISHII Akihito
保育原理
前期【月曜3限】
後期【水曜4限】
専攻分野 | 保育原理 |
---|---|
担当授業科目 | 保育原理/子育て支援演習/保育方法演習/保育実習指導Ⅰ・Ⅱ/児童学専門演習Ⅰ・Ⅱ/教職実践演習(幼稚園) |
研究テーマ | 幼稚園や保育所、認定こども園など、実際に保育の現場に行き、保育者と共に保育を語り、保育をよりよくするために考えたり問題提起したりする活動・研究を行っています。特に、保育に関すること、園内研修、子育て支援に関すること、実習教育などが主な研究のテーマです。 |
主な著書 |
|
授業では、実際の子どもの映像や事例をもとに考えていくような展開を目指しています。特に、自他の意見、互いの思考や経験の中から学び合えるようにしていきたいと考えます。
ゼミでは、実際の現場に赴き、自己の体験や気づきから学び、自己理解、他者理解につなげ、最終的には自身の強み・弱みの発見に至るよう、支援えていきたいと考えています。
木村 かおるKIMURA Kaoru
天文教育、理科教育、ミュージアム・マネジメント
前期【木曜3限】
後期【水曜5限】
専攻分野 | 天文教育/理科教育/ミュージアム・マネジメント |
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担当授業科目 | 地学の基礎/地学基礎実験Ⅰ・Ⅱ/科学する心(地球編)/地球と環境/サイエンス・エデュケーター論/子どもと観察/理科教育法Ⅲ/野外活動支援演習 |
研究テーマ | 「プラネタリウムにおける教育活動とは?」:ストーリーテリングを用いた宇宙・惑星科学データの表現の開発/天文分野における文化・伝統に関する国際比較 |
主な著書 |
|
私が担当する地学は、地球を取りまくすべての現象を解明していく学問です。地質学、気象学、海洋学、天文学を大きな柱に、身の回りの事物現象を時間・空間的に取り扱います。皆さんは宇宙スケールの時間と空間のなかで、過去から未来へ流れる「ある時点」という瞬間を捉える必要があります。その感覚を鍛えるためには、実物を見る、触る、感じる体験活動と想像力が必要です。様々な授業を通して、活用できるリソースを多く持つことを実践していきます。
また、実験では教師と児童・生徒の立場の2通りの見方で、実験の意義、組み立て、進行、結果考察を行うように工夫していきます。
厚東 芳樹KOTO Yoshiki
身体教育学
【木曜3・4限】
専攻分野 | 身体教育学 |
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担当授業科目 | 体育科教育/体育科教材研究/児童学基礎体験演習/児童学専門演習関連科目/スポーツ/小学校教育実習関連科目 |
研究テーマ | いい先生とそうでない先生、いい指導者やコーチとそうでない者とでは、「実践中の気づき」とその対処方法が異なります。気づきや対処方法の背景には、経験の差だけでなく多種多様な知識や教授技術(コーチング力)の差や普段の生活の差が存在します。一体どんな差があるのだろうか、この問いを多角的に研究しています。 |
主な著書 |
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頭で理解するだけでなく、それ以上に行動することを大切にしていきます。「身体でわかる」ことを大切にすれば、徐々に「タフな身体」へと成長し、そのうち「身体がわかって」きます。プロフェッショナルな女性は、身体がとてもタフです。どれだけ能力が高くても、それを活かせるタフな身体がなければ意味がありません。だからこそ、講義やゼミでは常に「行動する」「実践する」時間を大切にしつつ取り組んでいます。
私の研究室では、子どもにとっての「よりよい体育授業づくり」「スポーツ教育のあり方」「よりよい教師や指導者の身体」などについて研究活動を行っています。その活動の中では、実際に現場で活動し自分自身のフィールドを構築すること、先行研究を収集・整理するなど情報収集能力が育つ活動を地道に行うことを大切にしています。また、多様な環境下で取り組まれている教育現場へのフィールドワークも行っています。
坂田 哲人SAKATA Tetsuhito
保育者論、学習科学、比較教育
【月曜3限】
専攻分野 | 比較教育・保育/教育工学・学習科学/人材開発・組織開発 |
---|---|
担当授業科目 | 児童学研究法Ⅲ(統計法)/保育者論/リフレクション基礎論 /保育内容人間関係の指導法/こどもの学びとICT /保育者とメディア/保育実習関連科目 |
研究テーマ | 経験的学習とリフレクション/子どもたちにとっての自律的な学びと環境(総合的な学習)/オランダやニュージーランドの教育・保育/保育者・教師の専門性開発 |
主な著書 |
|
「子どもの学びを支えるおとな」になるために、多様な経験を通じた学びを提供したいと考えています。そのために、いろいろなことから学ぶ機会を多く設けています。授業での話題だけではなく、授業の進め方についても、幅広く扱います。例えば、専門演習(ゼミ)では、海外の教育に触れ、改めて自分自身を取り巻く環境について考えることや、あるいは新しい技術(ICT)に触れて未来の社会について想像し、そのあり方について考えたりしています。また、児童学ワークショップという授業では、実際の実践現場に赴き、「ホンモノ」の現場を体験しに行っています。
現在は、主に海外の教育・保育についての研究を進めています。様々な国の事例を取り上げ、その特徴を私たちの周りの状況と比較しながら捉えていきます。普段私たちがあたりまえに思っていることが、海外ではそうではなかったりします。では、なぜ私たちの周りには、それが「あるのか?」あるいは、なぜ海外には「ないのか?」を考えてみると、その本質にたどり着くことができます。私たちの普段と異なれば異なるほど、わかりやすく気づきをもたらしてくれます。そのために、長期休業などで、海外・国内のフィールドワークに出ることも行っています。
久保 健太KUBO Kenta
教育哲学、保育学、遊び論、文化論
月曜日 昼休み
専攻分野 | 教育哲学、保育学 |
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担当授業科目 | 教育原理、児童文化論、子どもと遊び、領域 人間関係など |
研究テーマ | 「ゆったりとした生活」が人間の成長において担う意味 |
主な著書 |
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金 美京 (キム・ミギョン)Kim Mikyoung
電波天文学、物理教育
【水曜2限】
専攻分野 | 電波天文学/物理教育 |
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担当授業科目 | 物理の基礎/子どもと実験/物理学基礎実験I、I I /生活と物理/科学する心(エネルギー編) |
研究テーマ | 超長基線電波干渉計を用いた大質量星形成領域の観測研究 |
主な著書 |
|
物理の基礎、物理学基礎実験I、I Iなど物理や理科実験についての授業を担当します。授業では自然現象を理解する道具である物理学の理論や法則を学び、さらに実験を通して体験することで、科学的思考を身に付けていきます。また、身のまわりの日常と物理の原理を結びつけながら、物理を身近に感じ、物理を学ぶ意味に気付くようになることを目指します。
大谷 洋貴OTANI Hiroki
数学教育、統計教育、科学教育
金曜3限
専攻分野 | 数学教育/統計教育/科学教育 |
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担当授業科目 | 算数科教育/算数科指導法/科学と説明・論証/児童学基礎体験演習/小学校総合演習/小学校実習特講/児童学専門演習/卒業研究ゼミナールⅠ・Ⅱ |
研究テーマ | 算数・数学科における統計教育/教科横断的な統計指導/推論主義に基づく教育研究/算数・数学授業における言語活動 |
主な著書 |
|
算数科教育では、算数科の目標、指導内容、学習指導の方法などといった専門的知識を理論的に学ぶことを通して、教えられる者から教える者へと視点を転換することをめざします。それに続く算数科指導法では、算数科教育等の学びに基づいた学習指導案の作成や模擬授業の実施を通して、算数科を指導するための専門的知識を実践的に学びます。
算数・数学教育に関わるテーマを追究して、その専門家になることをめざします。算数科の授業だけでも数多くのテーマがあります。どんな目標をどうやって設定したらよいのだろう、授業ではどこにどのように注意して指導したらよいのだろう、授業中あの児童はなぜあのような反応をしたのだろう、…。自身が受けてきた教育経験から距離をとって、算数科教育を見つめ直します。
林 明子HAYASHI Akiko
児童福祉、教育社会学
前期【火曜3限】
後期【金曜2限】
専攻分野 | 教育社会学/児童福祉 |
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担当授業科目 | 子ども家庭福祉論/生徒・進路指導の理論及び方法/児童学研究法Ⅳ/子どもと貧困/小学校実習特講/児童学専門演習Ⅰ・Ⅱ/卒業ゼミナールⅠ・Ⅱ |
研究テーマ | 貧困世帯における子どもの家庭生活と学校生活 |
主な著書 |
|
「子ども家庭福祉論」では、児童福祉に関する歴史や制度、行財政、子どもの人権、児童虐待、DV、少年非行等を扱います。「生徒・進路指導の理論及び方法」では、いじめや不登校などの教育課題やキャリア教育のあり方について考えます。いずれの授業もただ「分かったつもり」になったり、望ましい「正解」を覚えることにならないように、考えたり、感じたり、意見交換したりする時間を大切にしています。
貧困世帯の子どもの困難さとは何なのか、子育てしやすい(生きやすい)社会とはどのような社会なのか、研究論文や新聞を使ってじっくり考え議論していきます。自分は何が気になるのか、知りたいのかを追究し、卒業論文は各自が定めたテーマに取り組みます。これまでに、たとえば「新聞記事における子どもの貧困の語られ方の変化」や「子ども食堂の取り組みに関する考察~ボランティアと参加者のかかわりに焦点をあてて~」をテーマとした卒業生がいます。
宮本 桃英MIYAMOTO Momoe
発達心理学
前期【火曜2限】
後期【月曜3限】
専攻分野 | 発達臨床心理学 |
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担当授業科目 | 子ども理解の基礎/児童学研究法Ⅳ/子どもと物語/幼稚園実習特講 |
研究テーマ | 「子どもの個別性」を受け止める保育者の専門性 |
主な著書 |
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子ども理解の基礎では、子どもの発達にかかわる心理学的な知識を習得し、実際の子どもの理解を深めることを目指します。また、それを活かした発達援助の方法を学ぶとともに、子どもを理解するための保育者の姿勢について考えます。
子どもの心理や発達理解を土台に、「一人ひとりの子どもの心の世界」に寄り添うことができる保育者の専門性について考えます。フィールドでの体験を通して自分の心が動いたことを丁寧に振り返りながらゼミの仲間で議論し、分かち合い、 個々人の学びを広げ深めます。知識や技術を吸収するだけではなく、自ら疑問をもち、感じ、考え、行動するなかで主体的に取り組むことが求められます。
楢木 彩NARAKI Aya
保育・教育実習、保育者養成
【火曜日 12:10〜13:00】
専攻分野 | 保育・教育実習、保育者養成 |
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担当授業科目 | 幼稚園実習特講 保育実習指導1A・1B 保育実習指導Ⅱ 小学校実習特講 ほか実習関連科目 |
研究テーマ | 保育実習における学生の学び、保育者の働きかけ |
樋口 陽子HIGUCHI Yoko
保育・教育実習
【水曜日 12:10〜13:00】
専攻分野 | 保育・教育実習 |
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担当授業科目 | 幼稚園実習特講 保育実習指導1A・1B 保育実習指導Ⅱ 小学校実習特講 ほか実習関連科目 |
研究テーマ | 乳幼児期の子どもの願い(訴え)や気づきに着目した研究 子どもの育ちを保護者や同僚と共有するための媒体に着目した研究 |
主な著書 |
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加藤 裕美子Katou Yumiko
障害児教育、学校心理学、子育て支援
月〜木曜日 随時
専攻分野 | 障害児教育、学校心理学、子育て支援 |
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担当授業科目 | 保育実習指導ⅠB、保育者養成基礎演習Ⅱ、児童学入門 |
研究テーマ | 多職種連携によるチーム支援、保護者支援/一人ひとりの子どもの状況に応じた心理教育的援助サービス/ 子どもの感性を高める音楽遊び |
主な著書 |
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児童臨床研究センター ↓
※センターの詳細については HP https://www.jirinken.otsuma.ac.jp/ をご覧ください。
※【 】内はオフィスアワーとなります。
オフィスアワーとは、皆さんが各先生の研究室を訪ねやすいように空けてある時間帯のことです。
勉学上の悩み、将来の進路選択等、様々なことについて先生と気軽に相談できますので活用してください。