ライフデザイン学科の魅力 SPECIAL

学科長メッセージ MESSAGE

ライフデザインと「3つのデザイン」ライフデザイン学科長 甲野毅

 みなさん。ごきげんよう。ライフデザイン学科長の甲野毅です。ライフデザイン学科では「3つのデザイン」を通して、真の豊かさを実現するために、教員は研究活動または教育活動を、学生は学習をしています。ここでは私の専門領域を通して、「3つのデザイン」について具体的にお話ししたいと思います。

コーヒーと私達の生活

 私は、環境、特に自然環境を専門としています。現在はコーヒーと森林の関係性について、沖縄県や東京都の小笠原諸島で研究をしています。皆さんも日々口にする機会が多いであろうコーヒーですが、これは自然環境を破壊してしまうこともあれば、良くすることもあるのです。ところで飲み物であるコーヒーは何から出来ているのでしょうか?実は植物の果実なのです。コーヒーの場合、その中の種子を活用します。またコーヒーノキは最近、インテリアの一つのインドアグリーンとして、利用されることも多い植物です。

コーヒーと3つのデザイン

 この植物を栽培するために、森林を伐採し、コーヒーだけを大量に栽培してしまうと自然環境破壊になります。実際に熱帯林では、このようなことがおきています。一方、森林と共生することも可能であり、森と一緒に栽培すれば環境に良い面も出てきます。このような環境下で栽培されたものはフォーレストコーヒーまたはサスティナブルコーヒーなどと呼ばれており、購入することもできます。しかし大量生産できないために高価になります。それ故、なかなか市場に出回らないといった問題があります。これらの問題を解決し、環境に良いコーヒーを広めていくためには、「3つのデザイン」が必要なのです。
 まずサスティナブルなコーヒーを栽培するための農園を創出する、コーヒーが森林と共生する手法を探求するなどの「環境デザイン」の視点が必要になってきます。またこのコーヒーを市場に届ける仕組みを構想し、購入してもらうように働きかける「地域・くらしデザイン」の視点も必要でしょう。そしてこれらのコーヒーを味わうに値する雰囲気の内装を計画するといった「インテリアデザイン」の視点も重要になってきます。実際に私は、コーヒー農園のあり方や森林と共生できる手法を研究し(環境デザイン)、学生と一緒に環境に良いコーヒーを広める活動(地域・くらしデザイン)をしております。今後は、これらを提供する場であるカフェのデザイン(インテリアデザイン)にも学生と一緒に挑戦をしていきたいと構想しています。

ライフデザインへの誘い

 そして何よりもこのサスティナブルコーヒーは、美味しく、時にはコーヒーを守るために汗を流し、コーヒーを通して地域の人々や購買者と交流して、コーヒーにより豊かな気分、つまり「真の豊かさ」を感じています。ライフデザイン学科の学生には、私自身が感じたような「真に豊かな生活」を実現する、また構想・計画できるようになるために3つのデザインを学んでもらいたいと思います。
 今回は自然環境の視点からお話ししましたが、家庭の視点、地域・社会の視点からでも同じように、真の豊かさを実現するために3つのデザインを実践している教員や学生、また卒業生が沢山おります。皆さんも是非、この輪に加わり、真に豊かな生活を一緒に作っていきましょう。

ライフデザイン学科生のある1日 ONE DAY

ライフデザイン学科の1日
ONE DAY
8:45 朝日を浴びて登校
きもちの良い朝日を浴びながら大妻通りを大学へ向かいます。

9:00 家族心理学の講義
家族関係の形成や家族成員の心理について学びます。

10:40 生活情報論の授業
生活と情報との関係を理解し、コミュニケーションについて学びます。

12:10 楽しいランチタイム
学食で友人とランチ。晴れた日はテラス席がおすすめ。

13:00 生物環境学演習
生活を捉える視野を拡大させることを目的として、生物や自然環境について学びます。

16:30 ゼミ課題のための自主勉強会
メンバーと図書館に集合して次回ゼミへ向けて準備を進めます。

興味のある専門を持っている人には、視野を広げていくための材料を、
自分が何に向いているかを探したい人には、好奇心の持てる材料を提供します。

在学生の声 STUDENT’S VOICE