青江 誠一郎AOE Seiichiro
専攻分野
基礎栄養学
オフィスアワー
前期【金曜3,4限】
後期【金曜3,4限】
- 大妻での学びについて
- 大妻での学びは,教養科目と専門科目に分けて行われます。専門科目は,基礎から順にレベルアップしていきます。私の講義は,基礎分野に該当します。キャリア教育では,課題解決型のキャリア・デベロップメント・プログラム(CDP)や大妻マネージメントアカデミー(OMA)などの特色ある講座を受講することができます。食物学専攻では,食品企業へのインターンシップが充実しています。将来,食品企業で商品企画や商品開発を目指す学生には良い経験となります。卒論ゼミでは,学生主体に自由な発想でテーマ策定を行います。研究に必要な食品素材は,自ら製造することもあります。毎年ユニークな研究テーマが発案されています。さらには,大学院へ進学することで,学びは深まっていきます。最近は,一度就職した卒業生は学び直しのために大学に社会人入学するケースも増えています。
専攻分野 |
栄養化学/栄養生化学 |
担当授業科目 |
基礎栄養学Ⅰ・Ⅱ/栄養化学/栄養生化学/栄養化学実験/栄養学実験 |
研究テーマ |
食物繊維の機能性研究/乳成分の生体調節機能 |
授業の紹介
私の担当する栄養学は,摂取した食品あるいは個々の栄養素が体内で行われる種々の現象を科学的に究明していこうとする学問です。基礎栄養学の授業では,まず,基本となる5つの栄養素(糖質,脂質,タンパク質,ビタミン,無機質)の化学的性質と消化・吸収ならびに代謝の概略を理解することを目的としています。次に,栄養化学や栄養生化学では,栄養素の質や量によって,われわれの身体がどのような影響を受けるかについて物質レベルで,時には遺伝子レベルで理解することを目的としています。そして,栄養学実験および栄養化学実験で実際にこれら現象を観察することにより理解を深めるとともに考察力を高めます。
研究室紹介
青江ゼミでは,メタボリックシンドロームや生活習慣病を予防するための食品成分の探索と作用機構の推定を目的に研究しています。具体的には,内臓脂肪の蓄積や高血糖,脂質異常症,高血圧を食品でいかに抑えるかについて検討しています。実験は、肥満や糖尿病モデルマウスを用いた動物実験を中心に行います。最近では,腸内細菌叢の改善を介した生活習慣病の予防も研究課題です。研究素材は,大麦,全粒小麦などの穀物,昆布類,ユーグレナ,乳成分などを扱っています。
明渡 陽子AKEDO Yoko
専攻分野
臨床栄養健康学
オフィスアワー
前期【月曜 2,3限】
後期【水曜 2限】
- 大妻での学びについて
- 本学では、講義形式の座学以外に少人数単位で取り組むタイプの実習や実験が数多く組み込まれております。その教育上の意味は2点あるように思います。まず頭で理解した知識を、体を動かし、まさに身を以て知り実感することで知識の定着を確実にする点、そして実践するという行為を通して「気づく」機会をたくさん作っている点です。この「気づき」の中に次の大きな未来の飛躍につながるものがあると個人的には考えております。卒業から社会人となって以下の言葉が実感として納得していただける教育を提供していきたいと考えております。
Education is what remains after one has forgotten everything he learned in school.
専攻分野 |
高齢医学/骨代謝学/病態栄養学 |
担当授業科目 |
病態栄養学I /II/人体構造機能論/人体構造機能論実験/管理栄養士総合演習など |
研究テーマ |
日本の医療・介護制度の課題について欧米やアジア諸国と比較/高齢者の健康寿命延伸への課題研究(骨密度・フレイルと生活習慣との関連など)/女子学生特有の問題(月経関連の諸問題や隠れ肥満や痩せ問題、精神的ストレス問題など) |
授業の紹介
1年生で履修する人体構造機能論では、人体の構造(臓器、器官、器官系)とそれらの機能の理解を目指します。そして、人体構造機能論実験では、人体構造機能論の授業で理解した知識を、自分の身体を動かし身をもって体験することで一層深め知識の定着を図ります。
2年生で履修する臨床栄養学(疾患編)の授業では、1年生の人体構造機能論で学んだ、人体各器官の構造と12器官系の機能理解を基礎として、各種疾患の原因や定義から始まりその診断法や医療現場で行われている治療法、さらに各種疾患と栄養の関係の理解を深めることで食事療法を含めた予防法、治療法も学習します。
また、管理栄養士総合演習では、3月に行われる管理栄養士の国家試験対策として、1年生から学習した知識を系統的にまとめて国家試験合格を目指します。
研究室紹介
私の研究室では、少子高齢社会を迎えた日本の医療・介護制度の課題をイギリスの制度との比較検討や、日本の介護制度を欧米やアジア諸国に正確に理解してもらうための介護保険に関する用語辞書の作成を行ってきました。また、健康センター所長を兼任している関係から、女子学生特有の月経関連の諸問題や精神的ストレス問題などを中心に学生とゼミテーマを選択しております。これまでの主なゼミテーマは、①女子大生のPMS(月経前症候群)の実態 ②年齢別・性別の骨密度変化と生活因子の関連 ③学生の味覚調査 ④女子学生の隠れ肥満の実態 ⑤女子学生の睡眠の現状 ⑥現代の日本における「食事によるがん予防の可能性」⑦高齢者オーラルフレイルの現状と栄養士の役割についての考察と対策などです。
岩瀬 靖彦IWASE Yasuhiko
専攻分野
栄養教育論
オフィスアワー
前期【月曜 4.5限】
後期【月曜 4.5限】
- 大妻での学びについて
- 大学では高校までの勉強と異なり、主体的に学習することが求められます。特に食物学科では、大学としての教育機関であるとともに、管理栄養士・栄養士の養成課程でもあることから、卒業後に社会で活躍するための知識やスキルを習得するための講義および実験実習をはじめ、学外で実際の管理栄養士・栄養士が勤務する場での臨地・校外実習など様々なカリキュラムが用意されています。
専攻分野 |
管理栄養士専攻/栄養教育、予防栄養学、栄養疫学 |
担当授業科目 |
栄養教育論/栄養教育論実習/管理栄養士概論Ⅱ/教職実践演習 |
研究テーマ |
健康寿命の延伸に向けた一次予防/食教育/予防栄養学 |
授業の紹介
講義を聴くだけの一方向的なスタイルにならないように、様々な取り組みをしながら双方向型の授業スタイルを取り入れています。実習においては、管理栄養士・栄養士に必要なコミュニケーションスキルの習得と併せて、一人一人が主体的に考え学ぶ環境をはじめ、プレゼンテーションスキルを身につけられるような授業展開をしています。
研究室紹介
予防栄養学を念頭に据えて、一次予防を推し進めることで健康寿命を延伸することが可能となると考えています。その実現のために、健康に影響する生活習慣において、主として様々な食に関わる事象について、人を対象として、行動科学に基づき栄養疫学の手法を用いた研究に取り組んでいます。また、配属になった学生同士、先輩・後輩、OGとの繋がりも大切にしています。
上杉 宰世UESUGI Sayo
専攻分野
栄養教育論
オフィスアワー
前期【水曜 3.4限】
後期【木曜 4限】【金曜 4限】
- 大妻での学びについて
- 栄養士、管理栄養士として食のスペシャリストをめざし、科学的視野を持って学ぶ姿勢を大切にしてほしいと考えています。卒業後に活躍する場は多岐にわたっていますので、学生時代から様々なことに興味を持ち探究し問題解決をする習慣を身につけると、病院、学校、保育園、企業などで活躍することができると思います。また、大学時代に社会へ貢献する女性として成長できるのは、女子教育で歴史のある大妻だからこそではないでしょうか。
専攻分野 |
栄養教育 |
担当授業科目 |
栄養教育論/ライフテージ栄養学/応用栄養学 |
研究テーマ |
中高年女性の健康状況と大学生時代の食事、生活習慣との関連/学童期の食事と身体状況、運動器発達との関連/食教育の実践と評価 |
授業の紹介
ライフステージごとの身体的特徴、ライフタイル、食生活の問題点をふまえた栄養と食事について講義実習をしています。例えば、妊娠に伴う身体変化と必要な栄養素や注意点、乳児への母乳栄養、乳汁栄養、離乳食の進め方、幼児・学童期における食教育、高齢者の身体変化と咀嚼嚥下に配慮した食事の工夫などです。
また、成人期では特定保健指導に関して様々な事例ごとに演習し、指導方法や内容について評価検討しています。
研究室紹介
人を対象として食事摂取状況調査や身体計測等のアセスメント、健康教育による介入(食育の実践)を研究しています。
1.食生活や身体状況の現状を捉える研究(月経前症候群と食生活との関連,母親の就労の有無による子どもの食生活への影響など)
2.健康教育の実践方法やその評価を検討する研究(小学生の咀嚼の現状と指導方法の検討,発達障害児への食の表現力に関する食育活動の検討,小学校における給食前指導方法の検討と評価,カルシウム摂取に関する栄養教育の実践と評価など)
大田原 美保OTAHARA Miho
専攻分野
調理科学
オフィスアワー
前期【水曜 3.4限】
後期【水曜 3.4限】
- 大妻での学びについて
- 食と栄養の専門家を目指す皆さんが行う調理には、安全性、栄養性、嗜好性(おいしさ)、再現性が求められます。また、目的に応じた味や食感の制御や、新しい調理器具、新食材への柔軟な対応も必要です。これらを行うためには、調理を科学的に捉え、調理過程において食品に生じる変化を明確にし、その現象の法則性を学ぶことが必要です。これらの学びを通して身につけた応用力で、自由自在に調理をアレンジできる人を目指してください。
学生時代は,勉学に励むのはもちろんですが,今後の人生についても深く考えてみてください。自分はどうありたいのか,どんな職業につきたいのか。ライフプランやキャリア形成について思いを馳せながら様々なことにチャレンジし,自分の可能性を広げる充実した学生生活を送っていただきたいと思います。
専攻分野 |
調理科学/食文化 |
担当授業科目 |
調理科学/調理科学実験/基礎調理学実習Ⅰ/調理学実習/応用調理学実習/食文化論/管理栄養士総合演習 |
研究テーマ |
米や澱粉性食品に関する調理科学的研究/ おいしさの主観的・客観的評価法に関する研究 |
授業の紹介
1年生の調理学実習では、和食の基本的な実習に加え、西洋料理、中国料理の実習を行い、食材の扱い方や調理操作の特徴などを理解し、和食との違いについて学びます。2年生の調理科学は、調理学実習の内容を調理操作の目的・特徴と食品の調理性で整理し、体系的に理解するための講義です。調理科学実験では、調理科学で学んだ理論について実験を通して確認し、理解を深めていきます。3年生の応用調理学実習は、1年次の調理学実習で扱うことができなかった食材や料理様式を取り入れた実習です。食文化論では各地域の食文化の比較やわが国の食生活の変遷や発展について学び、食文化の共通性と多様性,自らの食生活に対する課題を考えていきます。これらの授業を通して食や調理について多面的に学びます。
研究室紹介
安全で栄養価に富みおいしい調理品を再現性良く得るため、調理過程で生じる現象を把握して法則性を見出し,制御法を追求する学問が調理科学です。調理科学研究室では,調理過程における変化を機器測定により数値的に捉えつつ,人間が実際に食べたり、匂いを嗅いだり,さわったりして調べる官能評価という手法も用いて研究を行っています。
【研究テーマ例】
・米飯のおいしさを可視化および数値化する評価法の開発
・多孔質膨化食品の食感の制御と評価
・各種食用塩の調理操作性に関する研究 など
清原 康介KIYOHARA Kosuke
専攻分野
公衆衛生学/疫学/ヘルスデータサイエンス
オフィスアワー
前期【水曜 5限】
後期【水曜 5限】
- 大妻での学びについて
- 世の中には、健康や医療に関する様々な情報が氾濫しています。食に関する専門職を目指す大学生として、膨大な健康情報の中から的確な情報を収集し、評価・分析・取捨選択することができる能力を身につけることが重要です。大妻女子大学での学生生活を通して、健康情報に対する批判的思考力、判断能力を身につけ、実践につなげられるように努力していただきたいと思います。
専攻分野 |
公衆衛生学/疫学/ヘルスデータサイエンス |
担当授業科目 |
公衆衛生学/実践統計学/栄養・健康情報論/人体構造機能論/生理学など |
研究テーマ |
院外心停止の疫学/新型タバコの使用実態調査/診療ガイドライン作成手法の開発と評価 |
授業の紹介
公衆衛生学は、集団としての健康増進と生活の質の向上を目指す学問です。現在、幅広い領域で地域レベルから地球規模にまで拡がる健康課題を解決できる人材が求められています。大学の授業では、単に記憶する学習だけではなく、思考する学習の姿勢を身につけることが重要です。授業を通じて、知識と技術を社会に還元できる応用的能力の高い人間の育成を目指します。
研究室紹介
公衆衛生学研究室では、人々の実生活の場をフィールドとして、世の中で起こっている様々な健康問題を科学的に解明するために、疫学的アプローチを駆使した研究を実施しています。その範囲は、ビッグデータを用いた疾病の実態把握や施策の有効性評価、疫学調査に用いる調査票の妥当性評価、薬剤や医療機器の費用対効果分析、企業と連携した製品の健康影響評価など、非常に多岐にわたります。
Researchmap 研究者情報
小清水 孝子KOSHIMIZU Takako
専攻分野
スポーツ栄養学
オフィスアワー
前期【月曜 5限】
後期【月曜 5限】
- 大妻での学びについて
- 栄養士・管理栄養士に必要な基礎・専門知識とスキルを学ぶとともに、社会にでてから必要とされる、応用力・実践力そしてコミュニケーション・プレゼンテーション能力を、講義や実習を通して学べるように支援していきます。
専攻分野 |
スポーツ栄養学 |
担当授業科目 |
スポーツ栄養論、応用栄養学、応用栄養科学、食事設計論、食事設計論実習、管理栄養士・栄養士概論 など |
研究テーマ |
女性アスリートのスポーツ障害、ジュニアスポーツ選手の食育、アスリートのウエイトコントロール |
授業の紹介
管理栄養士・栄養士概論では、栄養の専門職としての倫理観や使命、役割、職域などに関しての講義を通して、科学的理論、エビデンスに基づいた食事管理、栄養指導・教育を実践していく管理栄養士・栄養士のすがたを学びます。食事設計論では、対象者にとって望ましい食事となる献立作成方法を講義と実習を通して身につけます。
応用栄養学、応用栄養科学(両科目とも主に運動と栄養分野担当)、スポーツ栄養論では、アスリートのコンディション調整・からだづくりおよび、健康増進を目的とした健康運動での食事管理に必要な、スポーツ栄養関する科学的理論を学び、さらにそれらをいかした、現場での食事管理に活用・実践できる力を養っていきます。
研究室紹介
スポーツ選手におけるコンディショニング、ウエイトコントロール、スポーツ障害などに関して、実践的な栄養管理方法を、フィールドでの研究を中心に取り組んでいます。研究で得たエビデンスをもとに、スポーツ選手への食育やお料理レシピの作成などの活動を通して実践力も培っています。また、スポーツ医・科学分野の企業や他大学との交流も大切にしており、スポーツが好きな学生が多く集まる研究室です。
小林 実夏KOBAYASHI Minatsu
専攻分野
公衆栄養学
オフィスアワー
前期【木曜 4限】
後期【木曜 4限】
- 大妻での学びについて
- 少子高齢化がますます進展する中、健康寿命の延伸のための対策が注目されています。健康寿命が延びると、本人のQOL(生活の質)の維持・向上はもとより、地域の活性化につながり、結果的に医療・介護費用の増加を抑えることができると期待されています。生活習慣病の予防、健康寿命の延伸には食生活が大きく貢献することは間違いありません。大学での4年間、食に関する様々な学びによって知識や技術を習得し、卒業後は地域や日本国内のみならず、世界の人たちの健康を支える食の専門家として活躍できるようになってほしいと思います。
専攻分野 |
栄養疫学/食事評価/公衆栄養学 |
担当授業科目 |
公衆栄養学/公衆栄養学実習/栄養教育論実習/食事摂取基準論など |
研究テーマ |
母親の精神的社会的要因と子どもの発達について/慢性的な疲労症状と食事との関連について/食習慣や食文化の相互関連が健康に与える影響について |
授業の紹介
公衆栄養学の授業では、国民の健康と栄養の現状、食糧の問題、国や地域で行われる公衆栄養活動の施策および指針などについて学びます。公衆栄養の果たす役割の重要性を理解し、公衆栄養活動を実施するにあたって必要な知識を習得します。また、公衆栄養学実習や栄養教育音実習では、講義で学んだことを基に、地域における健康栄養問題を解決するために必要な対象集団のアセスメント、計画、目標設定から評価、フィードバックにいたる栄養改善活動の実際について学びます。
研究室紹介
生活習慣病の予防や健康リスクと食生活との関連について明らかにするためには、人を対象とした疫学研究から得られた成果が必要です。また、これらの関連について明らかにするためには食物・栄養素の摂取量をなるべく正確に、かつ簡単に推定するための食事評価方法について研究することも重要です。
私の研究室では、日本国内およびタイやラオスなどの東南アジアの乳幼児、青年、妊産婦、高齢者等いろいろな対象者について食生活と健康増進・疾病予防との関連について栄養疫学的手法を用いて研究をしています。また、各対象者やライフステージに合わせた食生活の評価方法についても研究しています。最近の卒論のテーマは、妊娠期の栄養摂取量の評価、青年期タイ人の嗜好性と健康状態、やせや隠れ肥満などの体型とダイエット経験などです。
→ 小林実夏 公式ホームページ ←
小治 健太郎SHOJI Kentaro
専攻分野
食品化学
オフィスアワー
前期【月曜 3限】
後期【月曜 3限】
- 大妻での学びについて
- 栄養士、管理栄養士の仕事はこれからますます重要になってきます。多くの病気は生活習慣の乱れから引き起こされるので、その改善に栄養士が果たす役割は非常に大きなものとなります。私の授業では近年注目されているトクホを中心とした機能性食品の正しい知識の習得を心掛け、栄養士としての仕事の幅を拡げていきたいと考えています。
専攻分野 |
食品化学/機能性食品学 |
担当授業科目 |
食品化学/食品化学実験/機能性食品学 |
研究テーマ |
エネルギー代謝研究/自律神経活動研究/睡眠研究 |
授業の紹介
食品には3つの機能があります。それらは一次機能としての栄養性、二次機能としての嗜好性、そして三次機能の生体調節機能です。これら3つの機能をまず理解し、三次機能の生体調節機能に関しては特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品など、社会での実例を交えながら学んでいきます。また、学生実験においても世の中に販売されている加工食品を用いた栄養成分表示に関わる食品分析を行います。
研究室紹介
当研究室では、種々の機能性食品素材を用いたヒトでの有効性に関する研究を中心に行っています。例えば、呼気ガス分析装置を用いたエネルギー代謝研究、アクチグラフを用いた睡眠研究、心拍変動計を用いた自律神経活動に関わる研究等を行っております。近年、食品の機能性に関する研究は飛躍的な発展を遂げ、様々な用途の特定保健用食品が開発されています。さらに、2015年からは新たな機能性食品に関わる制度の機能性表示食品制度が始まり、ますます食品の機能性に関する研究が注目されていくものと考えられます。その中で食品学研究室ではこれら機能性食品がどのような食生活、生活習慣の中で最大限に効果を示すのかについて研究を行っていきます。
高波 嘉一TAKANAMI Yoshikazu
専攻分野
生化学
オフィスアワー
前期【月曜 4限】【火曜 4限】
後期【月曜 4.5限】
- 大妻での学びについて
- 大妻女子大学の食物学科では、利便性抜群の都心で楽しく学生生活を送ることができるだけでなく、トップレベルの学習環境が整っていますので、充実した実践的な学びを深めていくことができます。私の授業では、最新の検査機器を実際に使って生体機能を測定するような実習もあります。また、卒後様々な分野で活躍をしている先輩が多く、直接先輩の話が聞ける授業などもあるので、社会人としての目標を定めやすい環境と言えます。
専攻分野 |
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担当授業科目 |
生化学/栄養化学Ⅱ/応用栄養科学/生化学実験/人体構造機能論実験など |
研究テーマ |
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授業の紹介
健康と病気、美容、老化などを考える場合、体の中、細胞の中でどのようなことが起こっているかを知ることは大切なことです。体にいいこと、ダイエットにいいこと、肌にいいことなど、世間にはいろいろな健康法がありますが、これらが細胞レベルでどのように作用しているかを理解すれば、本当の「いいこと」が見えてきます。私の授業では、本物を見極める目を養うことを目指し、細胞内・細胞間の生命の営みを深く学んでもらいます。
研究室紹介
高波研究室では、運動や栄養が動脈硬化を予防するメカニズムを詳しく調べ、誰でも手軽に楽しく生活習慣病予防ができる方法を、骨格筋や食品因子の観点から見出すことを目指し、マウス、ラットやヒトを対象として基礎~応用研究を進めています。また女子大学生の肌年齢と骨格筋機能・骨密度・血管機能との関係に関する研究や、加齢性・廃用性筋萎縮予防、およびスポーツ医学に関する研究なども行っています
田中 直子TANAKA Naoko
専攻分野
食品バイオテクノロジー
オフィスアワー
前期【金曜 3,4限】
後期【金曜 3,4限】
- 大妻での学びについて
- 大学では今まで知らなかった知識をたくさん学ばなければなりません。時にはひたすら覚えるという作業も必要です。でも、その知識の後ろにある「なぜ?」もぜひ大切にしてほしいと思います。教科書に載っていることは、多くの人たちによる研究の積み重ねです。その時その時の多くの「なぜ?」が積み重なって、現在の情報が構築されています。それを受け取るだけではなく、食の専門家として、自分なりのなぜとその答えを積み重ねていける人になってほしいと思います。
そのためには、授業で習ったことを「人に説明してみる」「文章にまとめてみる」ことも大切です。その過程で生じた「なぜ?」の答えを自分なりに探してみてください。
専攻分野 |
生化学/細胞生物学 |
担当授業科目 |
化学I, II/基礎生物学/食品バイオテクノロジー/生活環境(学)実験 |
研究テーマ |
メタボリックシンドロームの発症機構に関する細胞学的研究/食品成分の機能性に関する細胞学的研究/リアルタイムバイオイメージングの栄養細胞学への応用 |
授業の紹介
『食品バイオテクノロジー』の講義では、細胞生物学や分子生物学の基礎を学び、遺伝子組み替え作物の利点と安全性について理解することをめざします。発酵など生物の力を利用した技術として、古くから食生活になくてはならなかったバイオテクノロジー。遺伝子操作の技術が進歩することによって、私たちの生活に何がもたらされたのか学びます。
『化学I, II』では、食品化学、栄養化学、調理科学を理解するための基礎的な化学・有機化学を、『基礎生物学』では、生理学や生化学など人の体を理解するための生物学を、高校での履修度に合わせて学びます。「今まで苦手だったけれどやっと理解できた!」「嫌いだったけど、おもしろくなってきた」、そんな学生が増えることを目標に取り組んでいます。
研究室紹介
メタボリックシンドロームの発症のしくみや、予防効果をもつ食品がその効果を発揮するしくみについて、脂肪細胞、骨格筋細胞、膵臓β細胞などの細胞を使って調べています。みなさん細胞の中で起こっていることを見たことがありますか? 一見変化の無い細胞の中で、実はいろいろなことが起こっています。病気になる前の危険信号などをわかりやすく目で見えるようにすること、「目で見えないことを見えるようにする」ことも、研究テーマの1つです。
玉木 有子TAMAKI Yuko
専攻分野
調理科学
オフィスアワー
前期【水曜 1.2限】
後期【水曜 1.3限】
- 大妻での学びについて
- 本学では「豊かな教養と思いやりの心を持ち合わせ、真に自立した女性」を目指し各学科で学びます。食物学科では「食の専門家」の人材育成を目指しています。調理系科目の役割は、低学年から専門基礎領域において調理の知識や技術の基礎を固め、徐々に専門領域へと繋いでいくことです。その際、食事計画から食卓への提供、片付けの一連を通して心を育ててほしいと願っています。
専攻分野 |
調理科学/食品栄養学 |
担当授業科目 |
調理科学Ⅰ・Ⅱ/調理学実習/基礎調理学実習/食事設計論実習/管理栄養士総合演習/食物学演習 |
研究テーマ |
食の受容性と食嗜好に関する研究 |
授業の紹介
調理系科目は、調理知識と技術の融合が重要となります。調理学実習では食品の調理性を生かした調理手法を学び、調理理論を講義(調理科学)と実験で科学的事実を確認しながら学びます。講義を実習や実験と連動させて学ぶことで調理の知識が定着し、理解が深まります。さらには自らが創造する力、具体的には管理栄養士・栄養士にとって調理の本命ともいえる献立作成の能力を食事設計論実習などを通して学んでいきます。
研究室紹介
食品を調理することで食べ物である料理がつくられます。調理操作における食品の物理的、化学的変化などを捉えるだけでなく、本研究室では食べる人に喜ばれるおいしい食べ物を追求することと、食品をどのようにして食べたらよいのかを考えることをテーマにしています。主には、人が食べるという行為に伴って現れる食べ物の特性を研究することと同時に食べる人の嗜好特性も研究し、食べ物と食べる人とを繋ぐ研究を行います。
別所 京子BESSHO Kyoko
専攻分野
給食経営管理論
オフィスアワー
前期【木曜 4.5限】
後期【木曜 4.5限】
- 大妻での学びについて
- 給食を提供するうえでの理論を学び、おいしく安全に食事をつくる手法を一緒に勉強していきましょう。
専攻分野 |
給食経営管理/大量調理 |
担当授業科目 |
給食経営管理論/給食経営管理実習 |
研究テーマ |
大量調理における作業工程の分類について/大量調理機器の違いによる調理手法の検討 |
授業の紹介
品質の高い給食を持続して提供するには、工夫や発想が求められます。さらに、食材料の流通システムや給食のオペレーションシステムも、社会の変化に応じて、日々進化しています。これら、工夫や発想の転換、社会の変化に対応し、学習していくことが給食経営において求められます。
研究室紹介
限られた時間内で品質の高い給食を提供するためには、適切な時間や人員を配分した作業工程を考察することが大切です。給食に臨む初心者が、理解しやすい作業工程について考察しています。
また、大量調理を想定した作業手順について、調理機器を効率良く用いたレシピを検討しています。
深津 章子FUKATSU Akiko
専攻分野
臨床栄養管理学
オフィスアワー
前期【月曜 4限】
後期【月曜 4限】
- 大妻での学びについて
専攻分野 |
臨床栄養学 |
担当授業科目 |
臨床栄養学/臨床栄養学実習/臨地実習(病院実習)など |
研究テーマ |
糖尿病の食事療法/小児臨床栄養/効果的な栄養指導プログラムの開発 |
授業の紹介
臨床栄養学の講義、実習では、疾患を有する対象者の栄養状態を評価し、最適な栄養管理計画を立案・実施するための知識・技術を身につけます。栄養管理をおこなうには、必要エネルギーや栄養素量を算出するだけでなく、どのような方法で栄養補給をするかを判断し、また対象者が自ら食事療法を継続していくために教育(栄養食事指導)をする必要があります。
医学的、栄養学的な知識を確固たるものにすると同時に、対象者の生活環境やQOL(生活の質)にも配慮する力を養い、栄養士・管理栄養士としての自信を身につけていきます。
堀内 啓史HORIUCHI Hiroshi
専攻分野
食品学
オフィスアワー
前期【火曜4限】
後期【火曜4限】
- 大妻での学びについて
- 食物学科では、栄養士、管理栄養士という“食の専門家”を目指し、食と健康に関する幅広い知識を身に着けるべく学んでいきます。私は、その中で“食品加工”の分野を主に担当しています。食品は、生鮮食品と加工食品に分けることができますが、私たちが食べている食品の大半は加工食品です。その加工食品がどのようなプロセスを経て製造されるかについて学ぶことにより、食品化学、食品衛生、食品工学についての知識を身に着けることができます。
専攻分野 |
食品加工学/食品学 |
担当授業科目 |
食品学/食品学実験/食品感覚機能学/食品素材学 |
研究テーマ |
|
授業の紹介
食品学実験の紹介をします。授業では、実験室にて実際の加工食品を調整します。内容は、うどん、いちごジャム、豆腐、納豆、羊羹、ヨーグルト、等々、多岐に渡ります。実際にモノ作りを体験することで、食品加工プロセスの理解を深めることができます。
ただし、実験室におけるテーブルワークのモノ作りと、食品工場における工業スケールのモノ作り(工業製品製造)とでは、大きく異なる点が多々あります。工業製品は、生産性や賞味期限中の品質維持、流通など多くのことを考えて設計する必要があります。また、実験室のような小スケールでは容易にできることが、その何万倍というスケールの工業製品となると実現が困難なことも数多くあります。私は、前職の食品メーカーで商品開発および加工技術開発に携わり、様々な困難を乗り越えて工業製品を世に送り出す経験をしてきました。授業では、その実務経験を活かした実践的な内容とすることを心がけています。
研究室紹介
ヨーグルトの新しい製造技術開発(発酵技術開発、加工技術開発)を中心テーマとした研究を行う予定です。私は、食品メーカーで30年近くヨーグルトの商品開発、技術開発(発酵技術、加工技術)、原料開発を行ってきましたが、研究室においてもヨーグルトに関する研究を中心に取り組んでいく予定です。
松本 拓也MATSUMOTO Takuya
専攻分野
食安全学
オフィスアワー
木曜4限
- 大妻での学びについて
- 食品の安全性は、健康な食生活を送るための基本的なことであるため、消費者として、ふだん生活しているときにはあまり意識しないかもしれません。日本では、細菌やウイルスによる集団食中毒や有毒な動植物(フグの有毒部位や毒キノコ)の誤食による自然毒食中毒などが毎年発生し、年間1.5万〜2万人の方が食中毒に罹患しています。食中毒のほかにも、食品の偽装表示、残留農薬、残留医薬品、重金属などの有害物質汚染、寄生虫、食物アレルギー、製造ラインや調理場での異物混入など、食事や食品の安全性を確保するために注意すべき事柄が多く存在します。私達の手元に食品が届くまでには、これらに対する様々な対策と、「食」に関わる人々の努力が積み重なっているのです。管理栄養士や栄養士は、このような「食品衛生」に関する注意点と安全対策について知識や技術を身に着け、実践することが求められます。大学での様々な授業で「食」と「健康」に関する幅広い知識をしっかりと身につけ、様々な分野で活躍していただきたいと願っています。
専攻分野 |
食品安全学(食品衛生学) |
担当授業科目 |
食安全学/食安全学Ⅱ/食安全学実験/環境科学概論 |
研究テーマ |
食品の安全性確保に関する研究 |
授業の紹介
食安全学:栄養士および管理栄養士には、食の専門家として食に対する不安や関心について適切に対応することが求められます。そこで、本講義では、「食の安全」に関する基礎的知識を身につけ、我が国における食料事情や「食の安全」を脅かす危害要因として(1)化学的要因、(2)物理的要因、(3)生物的要因およびそれらに対する防止技術の原理を学ぶとともに、食品衛生行政と関連法規を学びます。
環境科学概論:本授業では、地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、森林破壊と砂漠化、生物の絶滅や廃プラスチックなどの環境問題を学び、人類が直面する深刻な地球規模の環境問題について、科学的知識を基にした広い視野をもって全体像を理解し、「問題の解決の方向性は何か」など問題意識を高め、問題の解決の方策について考えます。
研究室紹介
松本研究室では、フグの毒化機構の解明を中心に研究しています。フグは、有毒な餌を摂取すると、養殖フグでも毒化することが食品衛生上の課題です。フグ類の安全性確保には、フグがフグ毒を体内に取り込んで蓄積する仕組みを明らかにする必要があります。実験では、トラフグの活魚を用いてフグ毒の組織への蓄積や代謝を薬物動態学的に解析します。高速液体クロマトグラフィーによる麻痺性貝毒やフグ毒などの自然毒の分析も行います。また、松本研究室では、水産生物に豊富に含まれるタウリンを中心とした含硫アミノ酸代謝についても研究しています。含硫アミノ酸代謝の酵素実験は、魚類、タコ、イカ、エビなど様々な水産生物を用いて行います。
森田 純仁MORITA Sumihito
専攻分野
疾病の成り立ち
オフィスアワー
前期【木曜 4限】
後期【水曜 4限】
- 大妻での学びについて
- 家政学部食物学科は、大妻女子大学のフラッグシップの学科の一つとして教員と学生のひとりひとりが高い誇りを持っています。食物学科の卒業生は、当大学で教鞭をとる教授陣を筆頭に、病院や企業・官公庁・学校などで高い専門性を持って活躍しています。
食物学科では、1クラス40~50人の少人数制で講義や実習を行っています。このため学生と教員の距離が近く、教員からの一方的な教えではなく、教員と学生が双方向性(interactive)に学ぶことが出来ます。また、教授陣の講義や実習を、皆さんの先輩となる卒業生が助手として、きめ細やかにサポートしてくださいます。このため、第一線で活躍する栄養士・管理栄養士に必要な高度な学習内容を、4年間で確実に習得することができます。管理栄養士国家試験においては、大妻女子大学は毎年高い合格率を維持しています。
専攻分野 |
臨床医学/内科学/呼吸器学 |
担当授業科目 |
疾病の成り立ちⅠ/疾病の成り立ちⅡ/人体構造機能論/生理学/人体構造機能論実験/食物学演習/管理栄養士演習 |
研究テーマ |
生活習慣病・癌・呼吸器疾患に関する医学系臨床研究/家政学における医療ドラマの位置づけ |
授業の紹介
私が担当する授業は医学・医療系の専門基礎科目で、主に1~2年生で履修します。人体構造機能論は主に人体の構造について、生理学は主に人体の機能について学びます。人体構造機能論実験では、人体の器官や骨・組織などの詳細なスケッチをし、自らの体を使っての血圧や脈拍の生理的変動や感覚機能の検査、栄養アセスメントを行い、人体の構造と機能についてより理解を深めます。疾病の成り立ちⅠ・Ⅱは、人間の主な病気の原因、発症・進展の過程、人間に対する病気の影響について学びます。食物学演習では、卒業論文の作成に備えて臨床医学の論文などを精読し内容について発表します。管理栄養士演習では、「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」の医学・医療分野について器官系ごとに系統的に学習し、4年間の総復習をします。この分野は栄養系の学生にとって難解と思われますが、現役の医師として臨床の実体験に基づいたわかりやすい授業をしています。
研究室紹介
私の研究室では、実際の病院のデータや医療ドラマを題材にして、現在行われている最新の医療に触れながら、様々な疾病の臨床像や医療の構造を解明する医学系臨床研究を行っています。研究を通して、栄養士・管理栄養士にとって将来のアドバンテージとなる最先端の医学や医療について深く学ぶことができます。
国民の健康志向は年々上昇傾向にあり、昨今さまざまな分野・職種で医学・医療の知識や経験が求められています。特に生活習慣病は食事・運動・禁煙の3つの要素が深く関わっており、栄養士・管理栄養士が果たす役割は今後ますます大きくなっていくことが予想されます。家政学の視点による医学・医療の研究は国民の家庭生活の向上に大きく貢献します。臨床に精通した栄養士・管理栄養士を育成し、人々の健康の保持増進や生活の質の向上に貢献することが私の願いです。
山形 純子YAMAGATA Junko
専攻分野
給食管理論
オフィスアワー
前期【木曜 4限】【金曜 4限】
後期【木曜 4限】【金曜 2限】
- 大妻での学びについて
- 食物学科では,食のプロを目指して,「食」について学びます。生きていくためは「食べる」ことが必要です。しかし,食べ方によって食は良くなったり悪くなったりします。健康的な生活を送るためには,どんな食事をどう食べれば良いと思いますか?自分だけでなく家族や友人などの身近な方々も健康的な生活を送るために,食事の献立や調理・提供方法などを学び,自立した女性として社会へ貢献しましょう。
専攻分野 |
給食経営管理/大量調理 |
担当授業科目 |
給食管理論/給食管理実習/校外実習 |
研究テーマ |
水蒸気オーブンの加熱機構解析/大量調理の水光熱費 |
授業の紹介
給食で提供される料理は,栄養価が整っていることはみなさんも知っていると思います。料理のおいしさは,味はもちろん,見た目や食感など様々なものを含んだ総合的なおいしさです。さらに,安全に食せるよう衛生的に調理することも重要です。食べた人が満足し,健康になってもらえる給食を作る方法を理論とともに学びます。
研究室紹介
栄養価の整った献立を作成し,おいしい料理を提供して,人々の健康維持・増進に貢献するのが栄養士です。調理の際に,各調理機器の特性を理解していると,できあがった料理だけでなく調理作業においても有利に働きます。給食のような大量調理の場合は,特にその効果が表れます。食材を効率よく,おいしい料理に調理するために,水蒸気を利用した調理オーブンの加熱特性について研究しています。