ライフデザイン学科 研究室ブログ LABORATORY BLOG

冬至
2021年12月22日

 こんにちは!今年もあと1週間ほどで終わりますが、皆さんにとって今年はどんな1年でしたか?

 

 さて、本日12月22日は二十四節気の「冬至」です。ご存知のとおり、1年で最も日が短い日です。日が短いということは、太陽の力が最も弱まると考えることもできますよね。このことから、昔の人は冬至を、陰が極まり陽にかえる「一陽来復」の日であるとし、この日を境に運が向いてくると考えたようです。新型コロナで沈みがちな世の中ですが、太陽の力でみなさんの運が上昇に転じますように!

 

 力(パワー)といえば、少し前の話になりますが、私は富士山の近くにある5つの浅間神社を巡ってきました。どの神社も都会と違って自然の中にあって神聖な雰囲気が漂い、超自然的なエネルギーを強く感じました。みなさんも元気になりたいときや気持ちをすっきりさせたいときに自然のなかにあるパワースポットに行ってみてはいかがでしょう。おすすめですよ。

 

 浅間神社巡りの際には、2つめの神社で「冨士浅間神社の根上りモミ」を見ました。モミの木といえばみなさんは何を思い浮かべるでしょうか。私はやっぱりクリスマスツリーです。ヨーロッパでは冬でも緑の葉をつける常緑樹のモミを神聖な木とみなしたそうです。世の東西を問わず、昔の人は自然のなかに聖なる力を感じたのですね。

 

 ただ私が見た「冨士浅間神社の根上りモミ」はクリスマスツリー用のモミとは見た目がまったく異なり、根っこが地面から飛び出していました。これは長い間に降った雨が根っこの周りの土を流してしまったからだとか。こんなに根っこが露出してもたくましく生きしている大きなモミの木って、今思い出してもすごいです。やっぱり自然は人には計り知れない大きなパワーがあるんだなと感じます。

 

(執筆者:はづき)

 

根上りモミ