こんにちは🍀いよいよ本格的に寒くなってきましたね。
本日11月7日は「立冬(りっとう)」で、冬の始まりと言われます。木枯らしが吹き、早いところでは初雪が降る時期です。日中はぽかぽかとした陽気でも風が冷たく、朝晩の寒さが一段と増します。風邪やインフルエンザが流行りだす時期でもあるので、体調管理はしっかりと❗️
そんな冬の入り口にあたるこの時期ですが、下の写真のような「サザンカ」が咲き始めます。これは自宅近くの公園に咲いていたものです。寒さで多くの植物が枝と葉だけになるなかで私たちの目を楽しませてくれる、数少ない花の一つです。ところで皆さんはこの写真を見て「あれ、この花はツバキでは…?」と思いませんでしたか。とても似ている花ですが、いくつかの違いがあり、それを知っていると見分けることができます。
まず、一つめは花びらの付き方です。サザンカは花びらがそれぞれ分かれていますが、ツバキは花びらがくっついています。そのため、サザンカの花が散る時は花びらが落ち、ツバキの花が散る時は花首から落ちます。二つめは開花時期で、サザンカは10~12月、ツバキは12~4月です。つまり、今頃に見られるのはサザンカということになりますね。
そのほかにも花の立体感があるほうがツバキ、葉の裏側に薄い毛が生えていたらサザンカ、などの見分け方もありますが、素人にはかなり難しいです(プロの方でも間違えてしまうことがあるのだとか…)。
コロナ禍で外出が減ってしまい、生花を愛でる機会が減ってしまったかもしれませんが、通学途中などでちょっとした発見ができると楽しいですね♪
(執筆者:きょうか)