ライフデザイン学科 研究室ブログ LABORATORY BLOG

大暑🌞
2021年7月22日

 こんにちは!7月も半ばを過ぎ、本格的に暑い日が続くようになりました…🌞

 

 本日22日は二十四節気で「大暑」(たいしょ)と呼ばれる日です。そして、前回のブログでも書いたとおり、「小暑」と合わせた約1カ月間は、「暑中」と呼ばれます。文字からも伝わる通りどんどん気温があがり、夏が真っ盛りであることを表しています🌻 屋内にいても熱中症にかかることはあるので、水分、塩分の補給は欠かさず行っていきましょう。また最近はゲリラ豪雨が各地で発生しているため、1日の気温変化も激しいです。体調管理に気を付けましょうね!

 

 また、この時期の暦といえば、土用丑の日(7月28日)も迫っていますね。土用とは、「季節の変わり目の約18日間」のことを表しており、本来は夏だけではなく、立春・立夏・立秋・立冬の直前に、年4回あります。

 

 では「丑の日」は?というと、干支(えと)の十二支からきています。子、丑、寅…の丑です。え?十二支は年じゃないかって?もちろん十二支は年にもありますが、実は日にもあり、12日ごとに繰り返されるのです。そうすると約18日間の土用の期間中に、丑の日が1または2回発生しますよね。これが土用の丑の日です。

 

 夏の土用の丑の日といえば鰻(ウナギ)を食べるイメージが強いですよね。「ウナギは日本の食文化」とも言われますが、実は近年ウナギの漁獲量が大幅に減り、絶滅が危惧されている事は知っていますか?2018年に岡山県で行われた調査では、漁師さん1人当たりの漁獲量が14年間で80%も減少していることが明らかになりました。漁獲量不足にともなって、ウナギの値段も年々高くなっています。

 

 このような国内のウナギ不漁の対策として、他国のウナギを輸入する、ウナギを放流して増やす、人工養殖の技術を開発するなどがありますが、他国のウナギを獲り尽くす、ウナギがすむ川の環境がよくない、卵を採ったり稚魚を育てたりするのが難しいなど、どれも問題を抱えているようです…。

 

 このままだと、今後、日本の伝統的食文化であるウナギが食べられなくなる日が来るかもしれません。そうならないように、もっと自然環境を大切にし、保全していく必要がありますね。

 

 まもなく夏休みですが、その前に期末テストがあります。 体調管理に気を付けつつラストスパート頑張りましょう🏖

 

(執筆者:なつき)