ライフデザイン学科 研究室ブログ LABORATORY BLOG

皆野町で「ちちぶカクテル」開発成果の発表会・試飲会を行いました
2024年1月30日

 ライフデザイン学科ライフマネジメント研究室(“和の暮らし”推進プロジェクト)は、2023年度の埼玉県「中山間ふるさと支援隊」の受託事業として、夏頃から「ちちぶカクテル」開発活動を進めてきました。「ご当地カクテル」は全部で7種類で、秩父地方の観光振興および特産物のPRのため、秩父地方の特産物を食材として使用し、秩父地方の名所・名物を表現しました。今回はその「ちちぶカクテル」の開発成果の発表のため、1月28日に皆野町のワーケーション施設「働Co-factoryみなのLABO」に行ってきました。

                                                  (秩父おもてなしtvより)

 発表会には、秩父5市町の市長や町長を始め、役場職員、県庁職員、開発に協力してくださった関係者の皆さんが出席され、7種類のカクテルを順番に試飲をして頂きながら、プレゼンテーションを行い、カクテルの種類ごとに感想やアドバイスを頂きました。

 発表会の最後には7種あるカクテルの人気投票を行いました。その結果1位に選ばれたのは、秩父の冬の夜空を彩る花火と屋台芝居に引き踊りを表現したカクテル「妙見夜まつり」でした。味がよいのもさることながら、コップの縁にはパチパチキャンディーが蜂蜜でつけられており、これを口にするとパチパチという音が口の外にも漏れ、あたかも花火がさく裂しているように感じられるのも人気だったことの秘密だと思います。

<感想>

 まずはカクテル開発、販売をするにあたって協力してくださった農家の方々を初めとする皆さんに感謝を申し上げます。昨年の夏から始動した「ちちぶカクテル」プロジェクトですが、無事にこの日を迎え、今回このように皆野町の皆さんにお披露目することが出来てとても嬉しく思いました。

 市長、町長さんの意見を聞くことが出来、製作者としてとても学びある会になりました。今後も頂いた意見を元にレベルアップした「ちちぶカクテル」をお見せできればと思います。(谷)

 

 発表会の中で地域の方ならではのアドバイスを沢山いただきました。地域の方の生の声を聴ける機会はなかなかないのでとても参考になりました。これらの貴重な意見を踏まえて、より良いカクテルを制作するために工夫を重ねていきたいと思いました。カクテルを通して秩父の魅力が広く発信されることを望んでいます!(田中)

 

 昨年の夏、秩父の視察に行かせていただいた時から今回の発表まで、何度も話し合いや試作を重ねてきました。時間をかけ思い入れが強い分、今回お披露目の機会をいただけて、とても嬉しかったです。

 自分たちで考えたものを無事に形にできた喜びはもちろん、喜んだり楽しんだりしてくださる姿も見ることができたことで、これまで頑張ってきてよかったと思えました。ちちぶカクテルが秩父地方の観光振興の一助になれたら嬉しいです。(福島)

 

*当時の様子については以下もご参照ください。

  • 「埼玉新聞」

https://www.saitama-np.co.jp/articles/65732/postDetail

 

  • 「秩父おもてなしtv」