ライフデザイン学科 研究室ブログ LABORATORY BLOG

日本のすまいの伝統
研究室ブログ
2021年6月23日

 住文化ゼミでは、一人ひとりがテーマごとに日本住宅についてまとめ、発表しています。発表後に感想や質問を共有し合い、学びを深めています。先日は、「書院造」と「数奇屋風書院」について発表しました。

 書院造は、歴史を学ぶと必ず耳にする住宅様式ですが、空間の構成や書院造が誕生した背景など、今までよりも専門的な視点から探求することで、新たな学びがありました。

 住宅の変遷を学んでいくと新しく変化したもの、一方で受け継がれているものを発見できるため、これからも様々な住宅に触れ合っていきたいです。(YW)

 

 私は数寄屋風(すきやふう)の書院を担当しました。数寄屋風書院という言葉は聞いたことがあるものの、自らの手で深く調べたことはなかったため、新しい知識が増えることは、非常に楽しかったです。

 実際に調べ、まとめた中では、主に数寄屋風書院に焦点を当てて見ていたため、視野が一点に集中しがちでした。同日のWさんの書院造に関する発表を聴くと、その上で数寄屋風書院との違いがより明確となり、一層学びを深めることが出来たと感じました。

 1週間ごとに違う時代の住宅についての発表を聞くことができるので、毎週新しい知識を取り入れていくことができます。今後は、実際に調べた場所に行ったり見たりできたら嬉しく思います。(MK)