1月24日(日)に「2020年度 ライフデザイン学科 卒業論文・制作発表会」が開催されました。
昨今の状況を鑑み、今年度は全てオンラインによる発表会とし、教員・学生ともに初めての試みでした。
所属する研究室によって取り上げるテーマはさまざまで、ライフデザイン学科の3つの領域である「家庭」「地域・社会」「自然環境」に紐づく論文が数多く発表されていました。
ライフデザイン学科第16期生の卒業論文題目一覧をご紹介します。
住文化研究室
木更津市の変遷と冨士見通商店街の再生―金田屋リヒトミューレに着目して― |
ヨーロッパと日本の屋根裏部屋―歴史的変遷と存在意義― |
住まいにおける台所・キッチンの役割とスタイルの変遷―日本住宅の象徴的空間― |
シルバニアファミリーのお家に示された住宅像の変容 ~1985年から2017年の5つのお家から~ |
韓国と日本の食文化の違い ~「宮廷女官チャングムの誓い」にみる食事から~ |
長崎県軍艦島の暮らしとその変遷―廃墟の価値を探る― |
日本の住まいにおける神棚の変遷 ―受け継がれる文化と新たな文化― |
女性用トイレにおけるパウダールームのデザインとその変遷―パウダールームの歴史とこれから― |
沖縄の風土に育まれた住文化 〜伝統民家から外人住宅、現代へ〜 |
ヴォーリズ設計山の上ホテルにおける設計思想とその変遷 ~文化人のホテルをつくりあげた人々の物語から~ |
日本のテレビドラマにみるリビングインテリアの変遷~時代背景とその動向~ |
襖障子の成立と使われ方の変遷 ―雑誌『コンフォルト』にみる現在の動向― |
人間情報科学研究室
ディズニーリゾートにおけるユニバーサルデザイン |
テレビドラマの変遷 |
ダンスにおける音楽と映像から受ける印象 |
女性誌における広告の効果 |
マスメディアにおけるラジオの価値 |
Instagramの利用における満足感や幸福感 |
色彩による商品パッケージの印象 |
ファッションによる自己表現の変化 |
缶ビールパッケージに対する印象―女子大生の場合― |
メディアが与える購買行動への影響―ファッションを例として― |
住まいのユニバーサルデザインとバリアフリー |
消費形態の変化―モノ消費からコト消費へ― |
家族社会学研究室
「人生100年時代」老後ゆとりある生活を送るためには |
育児不安に対する子育て包括支援のこれから―フィンランドのネウボラに学ぶ日本の実践例の検討― |
日本における児童の貧困とその解決策について |
日本における男性の育児参加状況と参加促進のための対策 |
母親のライフコースが女子学生の就労意識に与える影響 |
#KuTooから再考する「女性の靴と働きやすさ」の問題 |
「住民参加型在宅福祉サービス」向上のために必要な改善とは?―――東京23区の現状分析より――― |
杉並区における待機児童解消のための取り組みについて |
日本人の結婚観と事実婚について |
環境教育学研究室
食品ロスの現状とその削減のための方策の検証 ―飲食店における実証実験を通して― |
高齢者による街区公園の利用実態 ―健康遊具を通した検証― |
レジ袋有料化における女子大学生の環境意識と行動 |
女子大学生のオーガニックコスメへの意識および利用者の動向分析 |
環境志向の女子大学生における問題解決意欲と行動のギャップ―海洋プラスチック問題を通して― |
都内ヴィーガン対応飲食店の利用者の実態 |
女子大学生の動物性食品に対する態度と行動 ―ヴィーガニストとの比較検証を通して― |
女子大学生の住みたい街の意識に影響を与える要因の探求 ―神奈川県の海沿いの街の比較検証を通して― |
女子大学生の断捨離と豊かな生活の関連性について ―部屋におけるフィールドワークを通して― |
若年女性の温泉街での行動実態 ―海と山に隣接する温泉街の比較検証を通して― |
女性のモノとの付き合い方 ―ミニマリストへの意識調査を通して― |
レジ袋有料化による大学生の環境への意識や行動の探求 |
生物環境保全学研究室
アメリカザリガニを通じて考える 外来種との向き合い方 |
生体販売のないペットショップは実現可能か |
室内の植物が人に与える心理的効果について 〜効果的な利用法を探る〜 |
トランスヒューマニズム〜新たなヒトの可能性とその社会的受容性〜 |
仮想イルカの心理療法としての可能性とその課題 |
離島における観光開発の環境影響とその対策 〜沖縄県宮古島における事例研究〜 |
ハーブティーがもたらす心理的効果の検証 |
青年期女性における化粧習慣化の心理的効果 |
歌謡曲の歌詞は若者の自然離れを映し出すか |
野生鳥獣の利活用〜神奈川県伊勢原市の町おこし〜 |
何が若者の魚食離れを助長させるのか 〜食に対する意識に注目した分析〜 |
発酵食品ブームにみる大豆発酵食品の新たな可能性 |
文化・発達心理学研究室
自分の母子関係ときょうだいの母子関係の認知 ―女子大学生への質問紙調査に基づいて― |
恋愛開始期の異性との関係と自尊感情 ―女子大学生への質問紙調査に基づいて― |
女子大学生における購買行動と感情との関係 |
思春期の開始時期の認識と家族関係 ―青年期女性への質問紙調査に基づいて― |
青年期のアイデンティティ形成における同性・異性の友人からの影響―女子大学生への質問紙調査に基づいて― |
地域における子育て支援施設の現状と役割―施設利用者と職員に対する質問紙調査に基づいて― |
きょうだいの出生順位による性格の違い ―女子大学生に対する質問調査に基づいて― |
中年期女性の第二の人生選択 ―インタビュー調査に基づいて― |
大学生におけるファンの心理と行動 ―2001年調査との比較検討― |
日本と欧米の文学作品に描かれた女性の自尊感情と文化的自己観との関係―内容分析法による比較分析― |
女子大学生における被服行動と将来像との関連 ―質問紙調査に基づいて― |
父親と母親における父親の親役割観と子育ての満足感 ―共働き夫婦へのインタビューに基づいて― |
工芸デザイン研究室
益子焼の現在と未来 |
カフェブームと喫茶店の復活―SNSから見るその背景― |
グッドデザイン賞から読み解く時代の趨勢 |
色にみる和菓子の歴史 |
人生で最もきれいな一日~自分だけのウェディングドレス~ |
日本の呉服市場から見る着物の現状と展望 |
バレエにおける美術的要素について |
エシカルジュエリー |
なぜ私がアイドルを好きになったのか |
デジタル絵本の今とこれから―現状と課題、今後の可能性― |
生きていく上で大切なこと |
文房具のユニバーサルデザインに関する研究 |
国際生活文化研究室
J-POPはどこへ向かうか |
文化の多様化とyoutube―エンタテインメントの新たな地平へ― |
人間を幸福にしない日本の税金制度 |
映画におけるゲイ表象の変遷〜悲劇からエンパワーメントへ〜 |
インスタグラムと若者の世間 |
日本人にとって旅行とは何か |
KPOPはどのようにして生まれるのか |
なぜKPOPアイドルはグローバル化したのか〜日本のアイドルとの比較〜 |
デザイン文化研究室
Twitterが生み出すネガティブな感情 |
群馬県における養蚕農家の特質とその活用方法 ―前橋市・伊勢崎市を中心に― |
サンリオピューロランドの変遷と今後の展望 ―女子大生のサンリオに対する意識から― |
東京ディズニーランドの空間演出 ~ディズニーの変遷とテーマパークとしての視点から~ |
購買者のフェアトレードコーヒーへの意識の変化―コーヒーチェーン店舗での実践実験を通して― |
今日の日本における若者とノスタルジア |
きょうだい構成から見る社会的な場面での子どもの振る舞い―観察調査に基づいて― |
アイドルファンの問題行動と法 ~ジャニーズタレントのファン行動にみる課題と対策の提案~ |
女子大生の性役割観と将来展望 ―1980年研究との比較検討― |
デザインによるペットボトルの廃棄行動への影響―形・イラスト・言葉の違いに着目して― |
ビジネスシーンにおける履物―足袋型シューズの提案― |
藍の可能性と豊かな生活 |
生活と法研究室
女性のキャリアと子育て支援 ~望ましい法と社会のあり方~ |
身体障害者補助犬法の課題 ~社会全体に求められる今後のあるべき姿~ |
少子化時代に向けた子を育てやすい社会 ~今後の望ましい法制度や取り組み~ |
日本と海外のひとり親世帯の現状と対策 |
家庭内暴力の深刻な影響とその実態~法と課題の検討~ |
働く環境に潜むハラスメントと法 〜私たちにできる対応策と防止策〜 |
子どもの貧困からの解放と現状 |
日本の変わりゆく結婚のかたち 〜時代の変化から多様化した「結婚」を考える〜 |
LGBTに対する差別や偏見~多様性が認められる社会に向けて~ |
学生アルバイトの現状と法律の役割 |
ライフマネジメント研究室
地域住民が行きたくなる道の駅にするために ―顧客が求める非日常性に着目して― |
「神宿る」常神半島のブランド化 ―パワースポットの要素を適用して― |
住民の地域アイデンティティを再構築するために―地域間のライバル意識に着目して― |
ロケツーリズムによる地域の活性化―作品の世界観に浸る機会の提供を通じて― |
イベントを活用した住民の地域愛着形成の可能性 |
ゲストハウスを利用した地方の観光促進―若者の旅行動機を踏まえて― |
古着を普及させるために―受容・非受容の境目を明らかにする― |
部活動・サークル活動を通じた大学生の自己肯定感向上の可能性 ―シリアスレジャー研究を援用して― |
インスタ映え狙いが生む食品ロスを解決するために―若者の承認欲求に着目して― |
お土産の観光促進効果の研究―若い女性が旅行先に興味を持つパッケージデザインとは― |
福井梅のブランド力を向上させるために―若い女性に向けたネーミングの提案― |
4年生は、この日までたくさんの時間をかけて準備をしてきました。例年通りにゼミナールが出来ないなかでも、それぞれが学びの成果を発揮し、素晴らしい発表だったと思います。本当にお疲れ様でした!