研究プロジェクト

現在進行中のプロジェクト

2017-2021年度 科学研究費補助金・基盤研究(C)[研究課題/領域番号:17K00935]

育児期の女性の精神的社会的要因や地域・家族の支援と子どもの食環境や発達との関連

プロジェクト概要
国立成育医療センターで実施されている「成育母子コホート研究」は2010年以降に登録された妊婦約2000人を継続的に追跡している。本研究は、本コホートにて蓄積された情報に、新たに6歳時点での子どもの食環境や食品・栄養素摂取量、発達等の調査情報を追加することで、出産後1 か月、6か月、1年の母親の産後うつ、不安障害、健康関連QOL、ボンディング障害、あるいは就労状況、家族構成等多様な要因と生後6か月、1年、2年、3年、6年の子どもの食環境や食品・栄養素摂取量、発達との関連について検討をおこなう。また、これらの関連に出産・育児に関するソーシャルサポート、家族のサポートが与える影響について明らかにする。

研究組織
研究代表者:小林 実夏(大妻女子大学・家政学部食物学科・教授)
連携研究者:森崎 菜穂(国立成育医療研究センター・社会医学研究部・部長)
連携研究者:藤原 武男(東京医科歯科大学・環境社会医歯学講座 国際健康推進医学・教授)
研究協力者:阿部恵理(大妻女子大学・人間文化研究科・博士1年)

詳細はこちら(researchmap)
 
 
2020-2021年度 アサヒグループ学術振興財団

青年女性の体型や体型認識に及ぼす食習慣と食文化の相互関連性評価

プロジェクト概要
本研究では青年日本人、およびタイ人を対象に身体測定、生活習慣調査、食物摂取頻度調査を実施し、体型(やせ、標準、隠れ肥満、肥満)による生活習慣、食品・栄養素摂取量の違いについて検討する。また、それぞれの国で食文化や伝統行事について、またやせ願望、ダイエット経験についても調査を行い、「体型」「体型認識」と「食習慣」「食文化」との相互関連性について検討する。青年期日本人、およびタイ人それぞれで検討した結果を比較し、異なる食文化、環境、生活習慣、食嗜好にある2つの国の青年期女性の、適正体重を維持するための効果的な栄養教育、健康教育の方法について考察する。
 
研究組織
研究代表者:小林 実夏(大妻女子大学・家政学部食物学科・教授)
研究協力者:Paponpat Pattarathitwat(Rajamangala Univ. of Technology Thanyaburi・講師)
研究協力者:Sikaret Kongkaew(Chiang Mai Rajabhat Univ.・講師)
 
 
2021年度 大妻女子大学人間生活文化研究所共同研究プロジェクト

コロナ禍におけるソーシャルメディアの利用が精神的健康度および生活習慣に与える影響

プロジェクト概要
COVID-19 危機とそれに伴うステイホームによって、ソーシャルメディアの利用率はどの世代においても増加したと報告されている。コロナ禍においてソーシャルネットワークサービス(SNS)は以前にも増して人々の重要なコミュニケーションツールになった一方で、不確かな情報や偽情報が拡散しやすくなり、一部の人に対する誹謗中傷の数も増大している。SNSはメンタルヘルスに悪影響を及ぼすという報告もあり、SNS利用率の最も高い青年期では、コロナ禍の中SNSの利用によってさまざまなメンタルヘルスの問題を引き起こしている可能性がある。そこで本研究では、コロナ禍における青年期のSNSの利用がメンタルヘルスに与える影響について検討するとともに、SNSの利用とメンタルヘルス、日常生活、食習慣の実態との関連を明らかにすることを試みる。

研究組織
研究代表者:小林 実夏(大妻女子大学・家政学部食物学科・教授)
共同研究者:水谷 千代美(大妻女子大学・家政学部被服学科・教授)
共同研究者:林 明子(大妻女子大学・家政学部児童学科・専任講師)
共同研究者:藤井 直子(大妻女子大学・家政学部ライフデザイン学科・専任講師)
共同研究者:堀口 美恵子(大妻女子大学・短期大学部家政科・教授)
   

過去のプロジェクト

2012-2016年度 科学研究費補助金・基盤研究(C)[研究課題/領域番号:25350852]

栄養士養成施設卒業生、在校生の健康リスクとBMI、体脂肪率に関する横断・縦断研究

プロジェクト概要
わが国は先進国の中では、異例にやせの女性の割合が高く、特に20歳代の女性のやせの割合は29.0%と非常に高い。青年期のやせと、月経困難症、低出生体重児出産や、骨粗鬆症によるADLの低下などとの関連が懸念されているが、先進国の中でやせの割合や隠れ肥満が一定の割合で存在する国はまれであり、報告された研究論文は少ない。
本研究では、青年期女性の体格や食物・栄養素摂取状況と骨密度、月経困難症、更年期障害等の健康リスクとの関連を縦断研究(後ろ向きコホート研究)の手法を使って行う。また、青年期の体格と月経困難症、不定愁訴との関連について、BMIによる体格のみではなく、体脂肪率や筋肉量、骨密度等を使って評価する方法について検討する。これらの検討を行う際に、栄養士という専門職意識、キャリア意識、あるいは家庭生活が与える影響についても検討する。

研究組織
研究代表者:小林 実夏(大妻女子大学・家政学部食物学科・准教授)
連携研究者:上杉 宰世(大妻女子大学・家政学部食物学科・准教授)
連携研究者:彦坂 令子(大妻女子大学・家政学部食物学科・教授)

詳細はこちら(KAKEN)
 
2017年-2018年度 大妻女子大学人間生活文化研究所共同研究プロジェクト

青年女性における慢性疲労の経時的変化の評価

プロジェクト概要
多様な背景の青年期を対象に慢性疲労の実態を明らかにし、疲労を軽減または予防する生活習慣因子を特定することは大変重要な課題である。疲労に関連する生活習慣病因子を特定する際、横断的研究ではターゲットとなる因子が疲労を予防するのか、軽減するのか判断することが難しい。したがって、同対象者から経時的に疲労度を測定する必要がある。そこで本研究では、自己診断疲労度チェックと共に疲労測定システム(VM500)を用いた自律神経機能、交感神経と副交感神経のバランス、活性酸素・フリーラジカル解析装置(FREE CARRIO DUO)を用いたd-ROM(reactive oxygen metabolites)値とBAP(biological antioxidant potential)値を測定し、多人数の疲労の状態を短時間に客観的に経時的に評価することを目的とする。

研究組織
研究代表者:小林 実夏(大妻女子大学・家政学部食物学科・准教授)
共同研究者:堀口 美恵子(大妻女子大学・短期大学部家政科・教授)
共同研究者:田中 七海(大妻女子大学・家政学部食物学科・助手)
共同研究者:阿部 恵理(大妻女子大学・人間生活文化研究所・研究員)