ライフデザイン学科 研究室ブログ LABORATORY BLOG

自然に親しむゼミ活動🐞
2023年5月25日

こんにちは🙋🏻‍♀️

19年ぶりに、5月中旬に真夏日を迎えましたね!寒暖差が激しいですが、みなさん体調は崩されていませんか?

 

さて、私たちの生物環境保全学ゼミでは、人々と生態系のつながりについての理解を深めるため、座学だけではなく、演習での学びも行っています。先日の演習では、「虫たちと私たちの豊かな生活の間にはどのようなつながりがあるか?」や「私たちは虫たちとどのように関わっていくべきか?」といったテーマについて考えるために、大学近くの北の丸公園に足を運び、昆虫の観察をしました。「昆虫の観察?!は?!」ですよね。私たちゼミ生も、自らすすんで昆虫を探すという行為に最初はネガティブな感情を隠せませんでした。ですが、観察をしていくうちに、小さな体で休みなく活動する虫たちの生命力やその模様がもつ自然の美にどんどんと興味をひかれていきました。1時間ほど観察をしましたが、終わりの時間がくる頃には「時間が足りなすぎる!」という声が上がったほどです🤣そんな観察を終えたあとには、昆虫が私たちにもたらす恩恵や現代人の「虫嫌悪」の問題点についてちょっとしっかりと考えてみようかという気持ちになっていました。やっぱり体験的学びって大事ですね。

 

といっても、体験だけでもやっぱり学びは完結しません。体験内容を整理してそこから意味のある考えをまとめるためには、理論的学びも必要です。そんなわけで、私たちは座学での理論的学びにも一生懸命取り組んでいます。今は都市と自然との関わりについてグループごとにテキストを講読していて、先週は2回目のグループ発表がありました。各グループでまとめあげられたポスターは、確実に1回目のときよりクオリティが上がっていて、発表態度も少しずつ向上してきています。なによりも、章ごとにあげられている課題に対して、考察をし、改善案をだせるようになってきています。これは大きな進歩です!✨これからも体験と理論的学びの両方を通して、自然に対する理解を深めていこうと思います🌷

 

(執筆者:H.S)

 

テントウムシ(北の丸公園)
ゼミ輪読プレゼン