ライフデザイン学科 研究室ブログ LABORATORY BLOG

自然を知り楽しむゼミ活動
2022年7月25日

 あっという間に7月も下旬に差し掛かりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?🌞 暑い日が続いたり、大雨が降ったりと天気が不安定なので、体調に気をつけていきましょう!

 

 先日、私たちゼミ生は生物環境学演習の授業で千鳥ヶ淵に行き、都会の水辺の水質について理解を深めました。水を汲むために2、3人に分かれて手漕ぎボート🚣に乗ったのですが、私は初めての手漕ぎボートでなかなか上手に漕げませんでした…💧ですが、一緒に乗っていた友人のおかげもあり、無事帰ってくることができました。あとで水質を調べた結果、濁った見た目だけでなく、電気伝導度などの具体的な数値からも水質は良好だとは言えませんでした。今回の実習で、私たちは日常生活の中で排水の仕方を工夫し、水質改善に貢献する必要があるということを学びました。同時に、授業の一環ではあったのですが、ボートの上で束の間都会の喧騒を忘れてのんびりと自然を楽しむことができました!

 

 この授業は、普段自分では気付かないような視点から身近な自然について五感で学べることに加えて、履修生同士が協力し合って和気あいあいとした雰囲気があるのも魅力です。とても楽しい授業だったので、前期で終わってしまうのが寂しいです😢

 

 ゼミにおける都市と生態系についての学びも終盤になり、テキストの講読も最後の章に入りました。これまで学んできて、私たちは自分の住んでいる場所の自然について知らないことがたくさんあると気付きました。例えば、都市化で生き物の生息地が分断化され、生物多様性に負の影響を与えていることや、近年多い洪水被害の原因に、大雨等の異常気象だけでなく、市街化による不浸透面の増加といった施設側の問題もあげられることなどです。都市と自然の関係について、良い点も悪い点もまずは興味を持って知ることが大切です。私たち自身の今後の豊かな暮らしのためにも、このようなことをゼミで知り、学べる機会があってよかったなと思います🌱

 

(執筆者:N.K)