ライフデザイン学科 研究室ブログ LABORATORY BLOG

2022年度 「ドーンと福井in神楽坂」での「若狭カクテル」のふるまい
2022年12月23日

 ライフマネジメント研究室では、2022年11月26日、27日に2日間神楽坂で開催された「ドーンと福井in神楽坂 -越前・若狭まつり」で、若狭地方のために開発されたご当地カクテル「WAKASA BAY SUNSET」のふるまいを行いました。

  ライフマネジメント研究室では、若狭湾観光連盟と提携して、以前から「ドーンと福井」に参加していましたが、コロナ禍の影響により中止が続いており、今回、約3年ぶりの参加となりました。

 では、その時の様子を紹介します。

 

◎大名行列

 まず、なぜ花街で有名な神楽坂で福井の祭りが開かれるのかというと、福井県の若狭地方は、江戸時代は小浜藩領であり、その小浜藩の江戸屋敷が神楽坂の赤城神社の近くにあったという地縁があるからです。そのことから、藩主酒井忠勝の大名行列がこのお祭りのビッグイベントとなっています。

 

◎「若狭カクテル」のふるまい


   

 今回提供したカクテルは、「WAKASA BAY SUNSET」です。このカクテルはゼミ生の先輩方(私たちより4学年上です)が開発したカクテルです。若狭の名酒 “若狭自慢”と、レモングラス梅酒を使用した日本酒カクテルで、レインボーライン山頂公園(1つ前の「京都・若狭プロジェクト」のブログをご覧ください)からみた、日本海に沈む夕日を、オレンジジュースとグレナデンシロップで表現したものです。

 

 

 カクテルの提供は、善国寺(毘沙門天)の境内で、午前と午後の2部に分けて行いましたが、ふるまい開始前から長蛇の列ができ、1日目の2部では30分ほどで完売、そして 2日目には前日からのリピーターの方も何人も来られるなどして、午前も午後も15分ほどで完売し、大盛況のうちに幕を閉じました。

 

 

 ノンアルコールの提供もあったため、小さなお子さんもご家族の方と一緒に「美味しい」とカクテルを楽しんでくれた様子がうかがえ、皆で喜びを分かち合いました。

  カクテル提供の隣のブースでは、若狭の特産品の販売もお手伝いもさせていただきました。今回の活動に一緒に参加した先輩方(1学年上)がラベルの開発をした梅ゼリー「うめにごこち」2種類も販売しました。訪問してくださるお客さんに「先輩方が開発に携わりました」と紹介するのがとても誇らしかったです。

 

 

 

 また、カクテルの提供のみならず、福井の名物を使用した限定ランチメニューを神楽坂を歩きながら道行く人に案内するお手伝いもしました。人に案内するだけでなく、私たちも、若狭の特産品”へしこ”を使用した へしこパスタや、梅の甘露煮などのメニューを扱ったお店に訪れ、若狭の特産品を使った創作料理を楽しみました。

 

 

 着物姿で案内を行ったためか、私たちの活動に興味を持ってくださる方も多く、しかも、若狭地方は先日自分たちが実際に訪れたばかりだったので(「京都・若狭プロジェクト」のブログをご覧ください)、そこで得た知識を駆使しながら、若狭の魅力をたくさんの人たちにお伝えすることができました。

 

◇感想

 道路を行きかう人に声がけしたり、質問されたり、ブースでカクテルを提供する時に質問されたりと、老若男女、様々な人と言葉を交わす中で、若狭についてはもとより、大妻女子大学やライフデザイン学科に興味をもってもらうことができたのではないかと思います。

 私たちも本格的な着付けや見知らぬ人への声がけや会話など、普段できない経験をすることができ、祭りの雰囲気を楽しみながらいろいろと学ぶことができたと思います。

以上

(執筆:井上・吉田)