卒業生インタビュー GRADUATE’S INTERVIEW

INTERVIEW

S.Kさん (フラワーアーティスト)2016年度

「いま目の前のことを一生懸命に。」

QUESTION

どんな仕事をしていますか?
フラワーアーティストとして、5つ星ホテルでのウエディング装飾、ブティックや各地イベント、撮影の装花、ギフトの制作など、お客様との打ち合わせから、デザイン、提案、お花の発注と管理、施工を一貫して行なっております。自らの手を動かして活ける技術を身につけていくので、職人のような一面もあります。
学生時代に取り組んでいたことは?
私は住文化研究室で、住居に関する知識、空間デザインを学びました。自身でカフェや建物の設計をしました。インテリアの選定をしたり、内装のデザインを描いたりして、豊かな生活を建築物からアプローチをしていきます。研究室だけではなく、ライフデザイン学科の授業は受けた瞬間から考えが変わるくらい、とても身近で影響力がありました。様々な分野の先生がいるからこそ、多角的に世の中を捉え、真ん中にいる自分と周りとがどう豊かに過ごしていけるかを、考えていけるようになると思います。
今のあなたの生活を豊かにしているもの・こと。
四六時中お花を考えている仕事人なので、もちろん「花」ですね。仕事の時間は花と対峙していますが、職場を出てからも、道端から生えている草や花の名前がわかりますし、それだけで、都会のど真ん中でも季節の移ろいを感じ、草木への愛情が湧いてきます。こんなに身近で楽しませてくれる植物の存在は尊いですね。