卒業生インタビュー GRADUATE’S INTERVIEW

INTERVIEW

Y.Sさん 労働組合・書記2011年卒業

「「はじめて」をたくさん経験して、世界を広げてください!」

QUESTION

どんな仕事をされていますか?
大学卒業後、出身地である新潟に戻らずに東京で就職をしました。東京での生活は、刺激的で楽しかったのですが、将来的に自分がどうありたいのかを考えた際、穏やかな環境の中で暮らしたいと思うようになり、約9年間の社会人生活を経て、Uターンをしました。
現在は労働組合で働いています。労働組合とは、働く人の職場環境・勤務労働条件改善のために活動する組織です。ライフデザイン学科の学びで培った「世の中に興味をもつ」ことを意識しながら、労働者に寄り添うことを大切にしています。
学生時代に取り組んでいたことはなんですか?
生物環境学ゼミで環境問題について学ぶ中で、ゴミ問題に関心を持ち、学内でペットボトルのキャップを回収しリサイクル資源に換え、その利益でカンボジアの子供達にワクチンを届ける活動に注力しました。エコの視点ではゴミが出ることはマイナスの側面がありますが、自分にできることは?と視点を変え行動することでプラスに変えられることを学びました。その後は安易にペットボトルを購入するのではなく、マイボトルを持ち歩く習慣が身につき、行動を変えるきっかけになりました。
今のあなたの生活を豊かにしているもの・ことはなんですか?
地元のものを地元で消費する【地産地消】の生活が暮らしを豊かにしています。スーパーで購入した地元産いちごの味に感動し生産者を訪ねました。いちごはスマート農業(先端技術で超省力化や高品質生産等を可能にする農業)で栽培されており、温度・湿度・酸素濃度など最適な環境が整備されていて、さらには化学農薬不使用で人や環境に優しくありたいという生産者の想いがあることを知りました。自分がおいしいと思ったものが、環境や人に配慮され、生産者との繋がりを持つことのできる生活がとても幸せです。