卒業生インタビュー GRADUATE’S INTERVIEW

INTERVIEW

町田市立南成瀬小学校 勤務食物学科 管理栄養士専攻 2012年度卒業

「おいしさと安全を心がけ児童に喜んでもらえる給食を」

QUESTION

どんな仕事をしていますか?
学校栄養職員として、都内の小学校に勤務しています。主な業務は、給食献立の作成・食材の発注、給食指導などの食育です。献立は、食事摂取基準に基づき、栄養バランスを考えて作成しています。また、行事食や旬の食材、地産地消推進のためにその土地でとれた農産物などを積極的に使用するよう心がけています。食育については、おたよりや放送を通して、献立内容についてお知らせしたり、指導教材を作成して各教室を回って指導したりもします。そら豆のさやむきやとうもろこしの皮むき等、ティームティーチングで授業を行うこともあります。
仕事のやりがいや、大変なことは?
児童から「給食おいしいよ!」「この野菜は嫌いだけど、給食のこの料理だったら食べることができたよ!」といった感想をもらえた時には、とてもやりがいを感じます。給食は栄養バランスがよく、おいしいことだけでなく、安全であることが第一です。衛生面や食物アレルギー対応などの事故を起こさないように常に細心の注意を払わなくてはならないところは大変だと感じています。
学生時代に取り組んでいたことは?
学生時代は、サークルやゼミには所属していなかったので、大学では講義を受講するこが中心でした。管理栄養士の国家試験合格を目指していたので、仲の良い友達とわからないことを教え合いながら勉強しました。また、将来的に食に関わる仕事がしたいと思っていたので、飲食店でアルバイトをしていました。講義で学んだ衛生管理についての知識等は、アルバイト先でも活かすことができ、貴重な経験となりました。
家政学部食物学科の魅力を教えて下さい。
食物学専攻と管理栄養士専攻1クラスずつで、各クラスも50人程度だったので良い意味でとてもこじんまりとしていました。4年間同じメンバーで学習をしたので、友達との結びつきも強く、クラスみんなで協力しながら学習する雰囲気のあるアットホームな学科だと思います。