卒業生インタビュー GRADUATE’S INTERVIEW

INTERVIEW

社会福祉法人天童会 秋津療育園勤務児童学専攻 2017年度卒業

「福祉施設実習を通して、利用者の方と関係を築くことの大切さと楽しさを学びました」

 大学ではさまざまな経験を通して学びを深めることができました。光る泥団子づくりの授業では、子どもの気持ちを忘れないことの大切さと、丁寧に大切に子どもを育てることを学びました。宿泊授業では、菜園で育てた野菜を使ってカレーをつくり、みんなで協力し合うことや生活経験を深めることの大切さを学びました。そして、3年次の保育実習㈵(福祉施設)では、現在の勤務先である医療型障害児入所施設秋津療育園で実習に取り組みました。園生さんにただ笑顔で話しかけるだけでなく、一人ひとりの関心に寄り添って関わること、そして園生さんにとって家であるこの場の生活が楽しいものになるように、日々のコミュニケーションや環境づくりを工夫することの大切さを学びました。園生さんと関わることが楽しく、保育者としてのやりがいを感じて、就職を決めました。

 現在の仕事のやりがいはたくさんありますが、園生さんの微妙な表情の変化や身体の反応をしっかり読み取り、気持ちの変化や体調の異変などにいち早く気づけたときは喜びを感じます。日々のコミュニケーションはもちろんですが、一緒に歌や楽器を楽しんだり、ふざけ合ったときに、園生さんの笑顔が見られたときはとても嬉しいです。 今では、毎月のお楽しみ会の企画、園生さんの衣服を管理する衣服委員、文化祭におけ るお風呂の装飾、担当園生さんの情報管理など幅広い仕事に取り組んでいます。