課題・推薦図書 BOOKS

入学予定者のための課題図書 READING ASSIGNMENT

『友だち幻想』菅野 仁 著、ちくまプリマー新書
 嫌われる不安からLINEをやめられない、本音をいうと友達関係が崩れる…いま、10代の人間関係はたいへん複雑になっています。かつて、若者の友人関係ははるかに単純で、ストレスのないものでした。
 本書は、異なる感性を持つ者同士でも、距離を持って互いに「やり過ごす」ことなど、人と人のつながりを、ストレスのないものに変えることを提案します。大学での人間関係をすっきりしたものにするためにも、入学前に読むことが重要です。
入学前に必ず読んでおいてください。

 1年生の必修科目「ライフデザイン基礎演習Ⅰ(思考・表現力)」という授業の前半に、レポートを提出してもらいます。テーマは「『友だち幻想』を読んで考えたこと」で、自分の経験も含めて、考えたことを記述してもらいます。書式は自由で、A4用紙に手書きまたはワープロで作成してください。分量は1枚以上で何枚でも自由です。詳細は、授業の初めに説明しますので、分からない点はその時に質問して下さい。

入学予定者のための推薦図書 RECOMMENDED BOOKS

【大学で学ぶに当たって】

 学科の教育内容に関わる図書を手に取る前にすべての合格者に手に取っていただきたいのが、以下の著書です。大学での本格的な学びを始めるまえに是非お読みください。

【「真の豊かさ」の実現を考えていく上で】

 ライフデザインとは、「真に豊かな未来のライフスタイルを構想すること」です。理論的な学びは入学後行いますが、以下のような書物を通じて事前にそのイメージを膨らませておくことで、理論の理解がより深まることが期待されます。

【専門的な学びが待ちきれない人に】

 「真の豊かさ」に関係する専門分野の理論は入学後の4年間でじっくり学びますから、事前学習は不要です。しかし、興味があって少し専門的な部分を覗いてみたいという場合は、普段目にすることの少ない事物についての以下のグラフィカルな書物をお勧めします。気軽に目で楽しんでいただけるうえ、視覚イメージをもっておくことが入学後の理論的学習を円滑にしてくれるでしょう。ただし、人と人の交流など目に見えないものもまた「真の豊かさ」には欠かせない要素であることはお忘れなく。