被服学科の魅力

被服学科生のある1日 ONE DAY

被服学コースの1日
ONE DAY
服飾造形の授業
 3年生からは服飾造形領域のゼミナールに所属し、パターンや立体裁断を学んでいます。応用的な課題は難しく大変ですが、やりがいを感じます。丁寧に作業を進めるようにがんばっています。

和裁の授業
 布の裁断からスタートし、全てを手縫いで「あわせ長着(裏地のある着物)」を製作しています。完成後は、製作した長着を自らの手で着装できるようになります。帯や小物のコーディネートを考えるのも楽しみです。着装練習を行い、授業の最後にはファッションショーでお披露目をします。

ランチ
 地下のパン屋「コタカキッチンベーカリー」へ。いつもたくさんの焼きたてパンが並んでいて、学生に大人気です。季節に合わせたメニューもあるので、どれにするか悩むのも楽しみ。気分に合わせて隣接の学食「コタカキッチン」を選べるので、とても充実しています。

実験の授業
 1級衣料管理士の資格取得を目指し、理系科目にも積極的に取り組んでいます。先生の説明・指示に従って、班員と協力しながら慎重に進めていきます。実験後にはレポート提出があるので、実験ノートを取ることが大事。しっかりと整理しながら記録を取ることに工夫しています。

人工気候室
 気温や湿度を制御できる人工気候室では、衣服と人に関する専門的な実験を行っています。マスクを着用したときの防護効果、運動による汗などの生理反応と衣服の着心地との関係などの評価を通して、衣服の運動機能性、衛生、安全性などから健康で快適な衣服について理解を深めます。

ファッション環境マネジメントコースの1日
ONE DAY
ブランド企画
 ファッションビジネスとマーケティング戦略を学び、新しいブランドを立ち上げる実践的なマーケティング演習に取り組んでいます。学外の企業からのゲストスピーカーのお話を伺う機会もあり、刺激になります。将来、アパレル分野やビジネス分野で活躍できる人材を目指しています。

ゼミナール
 既存ブランドの分析と、仮想のブランド構築に関するプレゼンテーションを行います。企業で実際に行われるプランニングのプロセスを学び、クリエイティブとビジネスの両方の視点からブランディングを立案するのは、とても難しいですが、手応えを感じています。

友人と休憩
 授業の合間にほっと一息。本館にある「コタカフェ」は、オープンテラスやソファもある明るい空間が人気の学食です。ボリュームがあるランチやお茶が楽しめます。スイーツを食べながら、友達と課題の相談やプレゼンテーションの打ち合わせをして、次の授業に備えます。

デザイン系の授業
 被服分野の基礎知識を活かしながら、ファッショングラフィックス、パッケージデザイン、ポスター、ファッション雑誌などのデザイン実習を行います。大学のパソコンにはAdobe社のグラフィック系ソフトが完備されていて快適に制作に打ち込めます。大型プリンターでデザインしたテキスタイルを印刷し、オリジナルのファッショングッズを制作します。

教職の授業
 模擬授業では、作成した学習指導案について、実際に黒板やICT機器を使った授業を行います。話すスピードや声の大きさ、文字の読みやすさなど、授業を通して気が付くことがたくさんあります。教職総合支援センターの先生方による手厚い指導に支えられて、教育実習や教育採用試験の準備を行っています。

卒業研究

卒業研究発表会
 被服学科では、毎年卒業研究の発表会を行っています。口頭発表、展示、ファッションショーを行い、4年間の学びの成果を披露します。ファッションショーでは、自ら制作したドレスや振袖、打掛などの華やかな作品を身にまとった学生たちに、学内外から集まった観客から盛大な拍手が送られます。

卒業後の職業イメージ

被服を複合的に捉え、深く追究し、将来につなげます